イベントレポート
写真で見る985gに軽量化されたASUS製モバイルノート「ZenBook 13」追加モデル
~大容量バッテリ搭載スマホの「ZenFone Max Plus(M1)」も展示
2018年1月12日 12:15
ASUSは、CES 2018が開催されている会場近くのホテルで、モバイルノートのZenBook 13の最新製品となる「UX331UAL」、バッテリ容量の大きさが人気のZenFone Maxシリーズの最新モデル「ZenFone Max Plus(M1)」などを展示した。
12月に発表されたZenBook 13の追加モデルが登場
今回ASUSが発表したのは、日本でも昨年末に発売が発表されていたZenBook 13(UX331UN、発表時の記事へのリンク)に追加されたモデルで「UX331UAL」の型番がつけられている。
12月に発表されたZenBook 13(UX331UN)はフルHD(1,920×1,080ドット)の13.3型液晶ディスプレイを搭載したクラムシェル型ノートで、CPUにCore i5-8250U、メモリ8GB、GPUにGeForce MX150(2GB)、SSD 256GB、重量は1.14kgとなっている。
これに対して今回発表されたZenBook 13(UX331UAL)の特徴は、CPUは第8世代Core i7、最大で16GBメモリ、最大で1TBのSSDというスペックで、985gという軽量さを実現している。dGPUは内蔵していないので、その分軽くなっているようだ。また、UX331UNの天板はメタル加工だったが、新しいUX331UALはGFRP(ガラス繊維強化プラスチック)になっており、さらにビジネスよりのデザインとなった。
ポートは左側面にACアダプタ、HDMI、 Type-A、USB Type-C、右側面にmicroSDカード、ヘッドフォン、USB Type-Aとなっている。キーボードの右下にタッチ式の指紋認証センサーが用意されており、Windows Helloの生体認証に利用できる。
このほか、Harman Kardon製のスピーカー、モダンスタンバイに対応しているなどの特徴を備えている。ASUSによれば価格や出荷時期は未定とのことだ。
ASUS ZenFone Max Plus(M1)は新世代ZenFone Maxシリーズの第1弾製品
ASUSのスマートフォン製品として発表されたのは、ASUS ZenFone Max Plus(M1)だ。ZenFone Max Plus(M1)は新世代のZenFone Maxシリーズの最初の製品として位置づけられ、これまでどおり大容量バッテリ(4,130mAh)を内蔵している。
ディスプレイは5.7型で720×1,440ドットないし1,080×2,160ドットとなっている。SoCにはオクタコア(Arm Mali-T860)を搭載し、メモリは3GBないしは4GB、ストレージはeMCPの32GBないしは64GBで、microSDカードスロットで増設することが可能だ。
背面カメラは複眼となっている、メインカメラが1,600万画素(F2.0)、セカンドカメラが800万画素で120度のワイドアングルカメラとなっている。前面カメラは800万画素ないしは16万画素でF2.0となっている。
SIMカードスロットはNano SIMカードが2つ、microSDカードが1つとなっており、2つのSIMを使う場合でもmicroSDカードを利用可能。また、指紋センサーが背面に用意されている。
このほか、ASUSは既存の「Tinker Board」に16GBのeMMCを追加した「Tinker Board S」を発表しており(別記事参照)、そちらも展示されていた。
ASUS製のカーチャージャー「ACHU001」なども展示されていた。