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ASUS、16GBのeMMCをオンボードで搭載した「Tinker Board S」

Tinker Board S

 ASUSは9日(現地時間)、16GBのeMMCをオンボードで搭載したシングルボードコンピュータ「Tinker Board S」を発表した。

 既存の「Tinker Board」に16GBのeMMCを追加したモデルで、microSDカードを別途用意せずともOSのインストールなどが可能になる。なお、eMMCの無効化などもジャンパーで設定可能となっている。ボードサイズやインターフェイスはTinker Boardと互換性がある。

 そのほかの仕様は従来とほぼ同様で、SoCにはRockchipのRK3288(クアッドコア、Mali-T764 GPU内蔵)、メモリに2GB LPDDR3、microSDカードスロット、USB 2.0×4、HDMI出力、IEEE 802.11n対応無線LAN、Gigabit Ethernet、Bluetooth 4.0+EDR、192kHz/24bit音声出力などを搭載する。

 40ピンのヘッダより、GPIO、SPI、I2C、UART、PWM、PCM/I2S、5V、3.3V、PWMなどが利用できる。電源はMicro USBから供給する。