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東芝、体制変更後初のコンシューマ向けPC
~13.3型「RX73/V」にSSDモデルを用意
(2016/4/14 12:00)
東芝クライアントソリューション株式会社は、同社ノートPC「dynabook」ブランドの2016年夏モデルを発表した。社内カンパニーだったパーソナル&クライアントソリューション社と東芝情報機器株式会社統合してから初のコンシューマ向けPCの発表となる。
ラインナップはほぼ春モデルを踏襲し、新筐体の採用といった目立った変更はない。唯一ハードウェア仕様の変更があったのは13.3型の「RX73/V」で、そのほかはインストールされているOfficeが最初からOffice 2016へと変わっている程度。販売は4月22日より順次開始される。なお、高級モデルの「KIRA」シリーズとデスクトップPCは今回は発表がなかった。
13.3型「dynabook RX73/V」
「RX73/V」は13.3型のクラムシェルノートで、今回の2016年春モデルの中では更新部分が目立つモデルとなっている。ただし、RX73の従来機種はOffice 2016にして本体色にグラファイトブラックを加えた程度で、変更点は少ない。これらの上位機種が新たに加わった形となっており、SSDやBDドライブ採用といったハードウェア構成の違いが出されている。
機種ごとの価格と構成の違いは下記の通り。
- RX73/VWR(プラチナホワイト)、RX73/VBR(グラファイトブラック)
- 店頭予想価格: 20万円台半ば、CPU: Core i5-6200U、SSD 256GB、BDドライブ、指紋認証機能
- RX73/VWP(プラチナホワイト)、RX73/VBP(グラファイトブラック)
- 店頭予想価格: 19万円台半ば、CPU: Core i5-6200U、SSHD 1TB、BDドライブ
- RX73/VWQ(プラチナホワイト)、RX73/VBQ(グラファイトブラック)
- 店頭予想価格: 17万台前半万円台半ば、CPU: Core i5-6200U、SSHD 1TB、BDドライブ
一例として、上位機種(RX73/VWRおよびRX73/VBR)の仕様は、CPUがCore i5-6200U(2.3GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、SSD 256GB、BDドライブ、13.3型フルHD(1,920×1,080ドット)非光沢液晶ディスプレイ、OSはWindows 10 Homeで、Office Home & Business PremiumプラスOffice 365サービスが付属する。
インターフェイスは共通は、USB 3.0×3、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11a/b/g/n/ac無線LAN、Bluetooth 4.1、92万画素Webカメラ、音声入出力などを装備する。
本体サイズは約316×229×17.2~21.4mm(幅×奥行き×高さ)。重量は機種と本体色によって異なり、最上位のプラチナホワイトモデルが約1.35kg、グラファイトブラックモデルは約1.32kg。下位2機種の重量はプラチナホワイトが約1.44kg、グラファイトブラックが約1.41kgとなる。
バッテリ駆動時間は最上位機種が約13.5時間、それ以外は約11時間。