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東芝、4K出力対応のSkylake搭載ノートなどWindows 10搭載PC 14モデル
(2015/9/3 15:22)
株式会社東芝は「dynabook」ブランドより、Windows 10 Home搭載の個人向けPC計14モデルを9月18日より順次発売する。価格は全てオープンプライス。
発表されたのは一体型PC「dynabook D」シリーズ5機種、ノートPC「dynabook T」およびモバイルノートPC「dynabook N」シリーズ7機種、タブレットPC「dynabook Tab S」シリーズ2機種。
同社は今回の製品群を「2015年秋冬モデル第2弾」とし、以前は一部タブレットのみで搭載となっていた、ボイスレコーダーアプリ「TruRecorder」を全モデルで搭載したほか、全モデルにデュアルマイクを搭載。同社によれば、TruRecorderでの利用だけでなく、Windows 10搭載のパーソナルアシスタント「Cortana」を見据えての搭載とのことで、モノラルマイク搭載モデルよりも音声認識精度が向上しているという。
dynabook D81/T、D71/T、D61/T、D51/T、D41/T
一体型PC(AiO)のdynabook Dシリーズからは、「D81/T」、「D71/T」、「D61/T」、「D51/T」、「D41/T」の5機種が発表。
D81/T、D71/T、D51/Tは、3波対応TVチューナ搭載の21.5型AiO。9月18日より順次発売予定で、税別店頭想定価格はそれぞれ235,000円、220,000円、165,000円前後の見込み。
前モデルからOSがWindows 10に更新され、全機種でオンキヨー製ステレオスピーカーを搭載し、D71/T、D51/Tでもハイレゾ音源の再生に対応。D51/TはCPUがCeleron 3215U(2コア、1.7GHz)に更新された。
D81/Tの主な仕様は、タッチ対応21.5型フルHD(1,920×1,080ドット)IPS液晶、Core i7-4710MQ(4コア、2.5GHz)、8GBメモリ、3TB HDD、BDXLドライブ、Office Home & Business Premium プラス Office 365サービスを搭載。D71/Tは、D81/Tから液晶をタッチ非対応に、ストレージを2TB HDDに変更した仕様。D51/Tは、D71/TからCPUをCeleron 3215U、メモリを4GB、ストレージを1TB HDD、光学ドライブをDVDスーパーマルチドライブに変更した仕様となる。
インターフェイスは共通で、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0×4、USB 2.0×2、Gigabit Ethernet、HDMI入力、HDMI出力(D81/Tのみ)、同軸入力(アンテナ入力)、3波対応TVチューナ、SDカードスロット、92万画素Webカメラ、音声入出力を備える。
D61/T、D41/Tは、21.5型フルHD IPS液晶搭載の21.5型AiO。9月18日より順次発売予定で、税別店頭想定価格はそれぞれ195,000円前後、150,000円前後の見込み
前モデルからOSがWindows 10に更新されたほか、D41/TはCPUがCeleron 3125Uに更新された。
D61/Tの主な仕様はD71/Tと共通で、D41/Tは、D51/TからCPUをCeleron 3125Uに変更した仕様となる。
インターフェイスは共通で、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0×4、USB 2.0×2、Gigabit Ethernet、HDMI入力、SDカードスロット、92万画素Webカメラ、音声入出力を備える。
dynabook T67/T、T54/T、T95/T、T75/T、T55/T、T45/T
ノートPCのdynabook Tシリーズからは、「T67/T」、「T54/T」、「T95/T」、「T75/T」、「T55/T」、「T45/T」の6機種が発表。
T67/Tは17.3型フルHD液晶搭載のノートPC。9月18日発売予定で、税別店頭想定価格は175,000円前後の見込み。
ユーザーアンケートに基づいた新規投入製品で、同社によればデスクトップとノートのギャップを埋める製品として開発し、17.3型という新規市場の開拓を目標としているという。
主な仕様はCore i5-5200U(2コア、2.2GHz)、4GBメモリ、1TB HDD、DVDスーパーマルチドライブ、Office Home & Business Premium プラス Office 365サービスを搭載。
インターフェイスは、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0×2、USB 2.0×2、Gigabit Ethernet、HDMI出力、SDカードスロット、92万画素Webカメラ、オンキヨー製スピーカー、音声入出力を備える。
バッテリ駆動時間は約4時間。サイズ/重量は、約412.7×279.4×26.5mm(幅×奥行き×高さ)/約2.9kg。
T54/Tは14型1,366×768ドット液晶搭載のノートPC。10月下旬発売予定で、税別店頭想定価格は150,000円前後の見込み。
こちらもユーザーアンケートに基づいて開発した製品で、14型という新規市場の開拓を目標としている。
主な仕様はCore i3-5015U(2コア、2.1GHz)、4GBメモリ、750GB HDD、DVDスーパーマルチドライブ、Office Home & Business Premium プラス Office 365サービスを搭載。
インターフェイスは、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0×2、USB 2.0、Gigabit Ethernet、HDMI出力、SDカードスロット、92万画素Webカメラ、オンキヨー製スピーカー、音声入出力を備える。
サイズ/重量は、約344×244.4×23.2mm(同)/約1.98kg。
T95/Tは15.6型4K(3,840×2,160ドット)IPS液晶搭載のノートPC。9月18日発売予定で、税別店頭想定価格は235,000円前後の見込み。
前モデルからOSがWindows 10に更新されたほか、CPUがCore i7-6700HQ(4コア、2.6GHz)、ストレージが1TB SSHDに変更された。
そのほかの主な仕様は8GBメモリ、BDXLドライブ、Office Home & Business Premium プラス Office 365サービスを搭載。
インターフェイスは、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB3.0×4、Gigabit Ethernet、HDMI 2.0出力(4K/60Hz対応)、SDカードスロット、92万画素Webカメラ、harman/kardon製ステレオスピーカー、音声入出力を備える。
バッテリ駆動時間は約3.5時間。サイズ/重量は、約380×259.9×24.5mm(同)/約2.4kg。
T75/T、T55/T、T45/Tは、15.6型液晶搭載のノートPC。9月18日より順次発売予定で、税別店頭想定価格はそれぞれ195,000円前後、160,000円前後、130,000円前後の見込み。
前モデルからOSがWindows 10に更新されたほか、T75/Tはストレージが1TB SSHD、T55/TはCPUがCore i3-5015U、T45/TはCPUがCeleron 3215Uに変更された。
T75/Tの主な仕様は15.6型フルHD液晶、Core i7-5500U(2コア、2.4GHz)、8GBメモリ、1TB SSHD、BDXLドライブ、Office Home & Business Premium プラス Office 365サービスを搭載。T55/Tは、T75/TからCPUをCore i3-5015U、メモリを4GB、ストレージを1TB HDDに変更した仕様。T45/Tは、T55/Tから液晶解像度を1,366×768ドット、CPUをCeleron 3215U、光学ドライブをDVDスーパーマルチドライブに変更した仕様となる。
インターフェイスは共通で、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0×4、Gigabit Ethernet、HDMI出力、SDカードスロット、92万画素Webカメラ、オンキヨー製ステレオスピーカー、音声入出力を備える。
バッテリ駆動時間はT95/T、T55/Tが約5.5時間、T45/Tが約7時間。サイズ/重量は共通で、約380×259.9×23.5mm(同)/約2.3kg。
dynabook N61/T
モバイルノートPCのdynabook Nシリーズからは「N61/T」が発表。N61/Tは11.6型1,366×768ドット液晶を搭載し、タブレットのようにも使用できるコンバーチブルノートPC。9月18日発売予定で、税別店頭想定価格は100,000円前後の見込み。
前モデルからOSがWindows 10に更新されたほか、CPUがCeleron N3050(2コア、1.6GHz)に変更された。
そのほかの主な仕様は4GBメモリ、500GB HDD、Office Home & Business Premium プラス Office 365サービスを搭載。
インターフェイスは、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0、USB 2.0、Gigabit Ethernet、HDMI出力、SDカードスロット、92万画素Webカメラ、音声入出力を備える。
バッテリ駆動時間は約4.6時間。サイズ/重量は、約289×199×21.9mm(同)/約1.4kg。
dynabook Tab S90/T、S80/T
Windowsタブレットのdynabook Tab Sシリーズからは、「S90/T」、「S80/T」が発表。S90/T、S80/Tは、10.1型WXGA(1,280×800ドット)液晶搭載のWindowsタブレット。10月下旬発売予定で、税別店頭想定価格はそれぞれ90,000円前後、80,000円前後の見込み。
前モデルからOSがWindows 10に更新されたほか、Office Mobileを搭載。
そのほかの主な仕様は共通で、Atom Z3735F(4コア、1.33GHz)、2GBメモリ、64GBフラッシュメモリを搭載。
インターフェイスは共通で、IEEE 802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、Micro USB 2.0、Micro HDMI出力、microSDカードスロット、120万画素前面/800万画素背面カメラ、音声入出力を備える。
バッテリ駆動時間は共通で約7.0時間。サイズ/重量は、S90/Tが約268.4×184×20.8mm(同、キーボード含む、単体はS80/Tと同じ)/約1,005g(キーボード含む、単体はS80/Tと同じ)、S80/Tが、約258.8×175×9.1mm(同)/約565g。