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GIGABYTE、ディスプレイ出力がないXeon向けマザーボード

GA-X150M-PRO ECC

 GIGABYTEは、インターフェイスにディスプレイを備えないSkylake世代のXeon E3-1200 v5向けのマザーボード「GA-X150M-PRO ECC」を12日に発売する。価格はオープンプライスで、税別店頭予想価格は15,600円前後の見込み。代理店は旭エレクトロニクス。

 インターフェイスとしてディスプレイ出力系を一切備えておらず、外付けビデオカード搭載が前提のXeonプロセッサ向けの製品。CPU内蔵のGPUが使えないため電源回路が簡素化されており、写真では3フェーズ構成に見える。独自の高品質規格「Ultra Durable」に準拠するほか、オーディオ向けのコンデンサや、音声のアナログ回路を独立させたノイズガード、金メッキのCPUソケットなどを搭載する。

 また、32Gbps転送に対応したM.2スロット、16Gbps転送に対応したSATA Expressなどに対応。Intel製のGigabit Ethernetコントローラを搭載し、アプリケーションによってネットワーク通信を最適化するソフト「cFosSpeed」、GIGABYTE製オーバークロックユーティリティ「EasyTune」、スマートフォンからPCを遠隔操作したりデータを同期できる「Cloud Station」などに対応する。

 フォームファクタはmicroATX。ソケットはLGA1151で、CPUはXeon E3/1200 v5シリーズおよび第6世代Core i3をサポート(CPUサポートリストにはCore i5/i7も掲載されている)。チップセットはIntel C232。メモリはDDR4×4で、容量は最大64GB、速度は2,133MHzまでをサポートし、ECCに対応する。

 拡張スロットはPCI Express x16×2(うち1基はx4動作)、PCI×2で、AMD CrossFireをサポート。ストレージはM.2×1、SATA Express×1、SATA 6Gbps×6。背面パネルインターフェイスは、USB 3.0×4、USB 2.0×2、Gigabit Ethernet、PS/2×2、音声入出力。

(劉 尭)