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Philips、2枚のパネルが横に繋がった一体型デュアルディスプレイ
~144Hz/G-SYNC対応の27型ゲーミング向けも
(2014/11/17 12:33)
MMD Singapore Pteは、19型のパネルを横に2枚繋げたPhilips製一体型デュアルディスプレイ「19DP6QJNS/11」を12月中旬より発売する。価格はオープンプライス。
横のベゼル幅が2.5mm、液晶非表示部の幅が3.5mmのパネルを採用し、2つの液晶画面の隙間を狭くし、1つの横長パネルのようにしたディスプレイ。1枚あたりの縦横比は5:4なので、2枚で5:2相当となる。スタンドは1つで、22.5度まで2つのパネルを折りたたむように角度を調整可能。ただし、入力インターフェイスは独立しており、PCからは普通のディスプレイ2台として認識される。
このほか、表示内容を分析してコントラストや、再度、鮮明度などを動的に変更する「SmartImage」、文字のコントラストと輪郭の明確さを向上させ読みやすくする「SmartTxt」、RGBゲインレベルを引き上げ、色拡張を行なう「SmartKolor」といった技術を搭載する。
パネル1枚の仕様は、解像度が1,280×1,024ドット、表示色数が1,670万色、応答時間が通常時14ms/SmartResponse時5ms、明るさが250cd/平方m、コントラスト比が1,000:1(最大2千万:1)、視野角が上下/左右とも178度。パネルはAH-IPS。
インターフェイスは、第1ディスプレイがDisplayPort、ミニD-Sub15ピン、第2ディスプレイがHDMI(MHL対応)、ミニD-Sub15ピン。いずれもUSB 2.0×2のHubを備える。消費電力は通常時20.34W/ECOモード時15.4W/待機時0.5W未満。
本体サイズは773×242×489mm(幅×奥行き×高さ)、重量は7.14kg。スタンドは130mmの高さ調節も可能。
また、144HzおよびG-SYNC、3D Visionに対応する27型ゲーミング向け液晶「272G5DYEB/11」も同時期に発売する。価格はオープンプライス。
NVIDIAのアクティブシャッター方式の3Dメガネ3D Vision、動的にGPU出力とディスプレイリフレッシュレートを同期させテアリングなどを防ぐG-SYNCのほか、残像をなくしさらに鮮明度を上げるUltra Low Motion Blurに対応する。
主な仕様は、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、色数が1,670万色、応答速度が通常時5ms/SmartResponse時1ms、明るさが300cd/平方m、コントラスト比が1,000:1、視野角が上下160度/左右170度。パネルはTN。
インターフェイスはDisplayPortで、USB 3.0×4(内1つは急速充電対応)のHubも装備。消費電力は通常時27.5W/待機時0.5W。
本体サイズは639×242×580mm(同)、重量は7.8kg。スタンドは、150mmの高さ、下5度/上20度、左右130度の角度調節、および90度のピボット回転に対応する。