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Windows 10テクニカルプレビューが公開

 予定されていた通り、米国時間の10月1日付けで、 Windows Insider Programページにて、Windows 10のテクニカルプレビューが公開された。使用期限は2015年4月15日。

 案内ページは日本語などはおおむね日本語化されているものの、現時点で用意されているのは、英語版、中国語版、ポルトガル語版の3カ国語版。エディションは、Windows 10テクニカルプレビューEnterprise版となっており、32bit版と64bit版がある。ファイルサイズは32bitが3.1GB前後、64bit版が4.1GB前後。

 このプレビュー版の操作には、マウスとキーボードの操作が最も適しており、タッチでも動作するが、タッチ操作のための改良は将来の更新プログラムで提供される。

 システム要件は、1GHz以上のCPU、32bitは1GB、64bitは2GBのメモリ、16GBのHDD空き容量、DirectX 9のGPU、Microsoftアカウント。このほか、ストアアプリのダウンロードには1,024×768ドット以上の解像度が必要となっており、Windows 8.1の動作環境と同じ。Windows 7以降では、環境を引き継ぎながら上書きもできるが、プログラムの性質上、メインマシンに入れるべきではない。

 注意点として、プレビュー版をインストールすると、Windows Media PlayerでDVDの再生ができなくなるほか、ごく一部の古い64bit CPUではインストールできない場合があるという。なお、Windows RT 8.1やWindows Phoneにはインストールできない。

(若杉 紀彦)