ニュース

EIZO、240Hz動作で遅延1.5フレーム未満の23.5型ゲーミング液晶

FORIS FG2421
10月30日 発売

直販価格:64,800円

 EIZO株式会社は、バックライト制御による240Hz動作を行なう23.5型フルHD表示対応のゲーミング液晶ディスプレイ「FORIS FG2421」を10月30日に発売する。直販価格は64,800円。

 FPSやレースゲームなど高いコントロール精度が求められるゲームで、120Hzの入力に対して映像のフレームごとにバックライトをオフにした黒フレームを挟み込むことで、残像感が少ないCRTのような描画を実現する「Turbo 240」モードを搭載。また、Turbo 240モード時の描画遅延は1.5フレーム未満に抑えているという。

 搭載する映像入力インターフェイスはDisplayPort、Dual Link DVI-D、HDMIとなるが、フルHD(1,920×1,080ドット)/120Hzの入力に対応するのはDisplayPortおよびDVI-Dのみとなる点には注意を要する。

Turbo 240の動作原理

 FPSやRTSなどのゲームジャンルごとに最適化した、プロゲーマーが監修のカラーモードも搭載。カラーモードや画面解像度をホットキーで切り替えたり、カラー調整を行なうソフトウェアも用意される。

 主な仕様は、パネル方式がVA、表面処理がノングレア、解像度が1,920×1,080ドット、表示色数が約1,677万色(10bit LUT/約10億6,433万色中)、輝度が400cd/平方m、コントラスト比が5,000:1(最大15,000:1)、視野角が上下/左右それぞれ176度、応答速度が1ms未満。

 スタンドは上25度のチルト、左右344度のスイベル、高さ60mmの各調整に対応。本体正面はゲームに集中できるシンプルなデザインとする一方で、背面の通風口は航空機をイメージしてデザイン。バーミリオンカラーのハンドルも備える。

 このほか、音声入出力ポート、2ポートのUSB 2.0 Hubを内蔵する。スピーカーは非搭載。本体サイズは563.5×200×391~451mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約6.2kg。

背面
上面
右側面
左側面
右側面インターフェイス
背面インターフェイス

(多和田 新也)