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NEC AT、クレカの約半分&業界最薄を実現したポータブル無線LANルーター

AtermW300P
11月7日 発売

価格:オープンプライス

 NECアクセステクニカ株式会社は、同社初のポータブル無線LANルーター「AtermW300P」を11月7日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3,000円台半ばの見込み。ブラック(型番:PA-W300P-B)、ホワイト(同PA-W300P-W)の2色がラインナップされる。

 同社にとって初めてとなるポータブル無線LANルーター。ホテルの有線LANや公衆無線LANなどを、複数台の無線LAN搭載デバイスで共有できる。

 本体サイズは約43.8×57.6×13.3mm(幅×奥行き×高さ)。フットプリントは一般的なクレジットカード(86×54mm)の約半分、高さは国内のIEEE 802.11n対応ポータブル無線LANルーターで最薄サイズに抑えたという。アンテナは同社製IEEE 802.11ac(Draft)対応ルーターでも使われている小型アンテナ「μSRアンテナ」を採用する。重量は約20g。

 ブラック、ホワイトともに、本体表面にカーボン調のシボ加工を施したデザインを採用。下部にはストラップホールも備える。ケーブルなどは別に持ち運ぶ必要があるが、フラットタイプのLANケーブルとUSB電源ケーブル(本体側はMicro USB)が付属する。

 対応規格は無線LANがIEEE 802.11b/g/n(300Mbps)、WAN側有線LANが100BASE-TX。Android/iOS対応のアプリから固有のQRコードを読ませて設定を行なう「AtermらくらくQRスタート」や、「らくらく無線スタート」、WPSなどの設定簡略化機能に対応する。

ブラックモデル(PA-W300P-B)
ホワイトモデル(PA-W300P-W)
WAN側となる有線LANポートと、給電用のMicro USBポート
らくらくスタート機能で利用する「SET」ボタン

(多和田 新也)