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FutureMark、Windows版の3DMarkをアップデート

~Ice Storm Extremeの追加とマルチGPU対応

5月6日(現地時間) 公開

Ice Stormのテスト欄に「Extreme」を選択するチェックボックスが用意される

 フィンランドFutureMarkは6日(現地時間)、2月5日に公開された3DグラフィックスベンチマークスイートのWindows版「3DMark」をアップデートした。バージョンは1.1.0。

 DirectX 9を用いたベンチマークテスト「Ice Storm」に、Android版で用意されているExtremeプリセットを追加。WindowsとAndroidのシステム間で1080p(1,920×1,080ドット)の高品質描画のスコア比較が可能になった。Ice Storm Extremeは、Advanced Edition以上で利用可能。

 また、GPU3個または4個のシステムにおいて正常に計測できなかった問題を解消したほか、Windows 7をDirectX 11.1の一部機能に対応させるKB2670838を適用したシステムにおける問題や、高解像度設定時にポストプロセスのブルーム効果の処理で発生していた問題を修正している。

 また、5月2日(同)には、Android版の3DMarkもバージョン1.0.2へアップデートしている。Ice Storm ExtremeにおけるPhysics TestをGPUの影響を避けるために720p(1,280×720ドット)で計測するよう変更したほか、Texus InstrumentのOMAP 44xx搭載デバイスでデモをスキップすることによる互換性向上、デバイス詳細情報ページでチップセットモデルを表示する機能の追加、アプリサイズの削減などが行なわれている。

(多和田 新也)