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キングジム、折りたたみタイプの「ポメラ」に薄さ29mmの新モデル
~新たにPC版ATOKからの辞書取り込みなどに対応
(2013/2/26 13:25)
株式会社キングジムは、日本語入力にATOKを採用するクラムシェル型の文章入力端末「ポメラ」シリーズの最新モデル「DM25」を3月8日に発売する。価格は29,400円。
2011年11月に発売された「DM100」以来の新モデルとなるが、DM100がキーボードを折りたたまないタイプであったのに対し、DM25は折りたたみタイプの製品で、DM20の後継モデルとなる。キーボードのスペックはDM20と同じで、全幅250mm、キーピッチ17mmのパンタグラフ方式。
本体サイズが145×100×29mm(幅×奥行き×高さ)と、厚みがDM20の33mmから29mmに薄型化し、重量は約370gから約360gへ軽量化した。液晶サイズは変わらず、640×480ドット表示対応の5型モノクロ液晶。DM20用にオプション販売されている専用の着せ替えパネルも使用できる。
側面にはMini USB端子とSDカードスロットを搭載。SDカードスロットは最大32GBまでサポートする。Mini USB接続の対応OSはWindows XP/Vista/7/8。本体メモリは105MBで、最大30,000文字のファイルを1,000ファイル保存できる(DM20は最大28,000,000文字、1ファイルあたり28,000文字)。
機能面ではDM100でサポートした縦書き機能や、ノートのようなグリッドを表示する機能、行数/文字数などを指定して入力するフレーム表示機能をサポートした。また、ATOKの辞書についても、DM20ではポメラ上で作成した辞書のインポート/エクスポートのみ可能だったが、DM25ではPC版ATOKのユーザー辞書をインポートすることが可能になった。
そのほか、500文字以内の定型文登録可能数がDM20の18個から20個に増加。月間/週間表示が可能なカレンダー機能、テキストのQRコード化機能などもサポートする。
電源オンから2秒で起動、単4形電池×2本で20時間駆動(エネループ使用時は15時間)などのスペックはDM20と同等。