レノボ、Ivy Bridge搭載デスクトップ「IdeaCentre」3機種
~27型マルチタッチ液晶一体型やタワー型

IdeaCentre A720

5月2日 発売

価格:オープンプライス



 レノボ・ジャパン株式会社は、Intelの第3世代Coreプロセッサー・ファミリーを搭載するデスクトップPC 3機種を5月2日より発売する。価格はオープンプライス。

●27型マルチタッチ液晶一体型「IdeaCentre A720」

 「IdeaCentre A720」は、27型ワイド液晶一体型の製品。Web直販のみの取り扱いで、価格は16万円前後から。

 2つのヒンジを備え、画面を垂直位置や水平位置にできるのが特徴。10点マルチタッチ対応により、画面を水平にした状態で複数人で操作できる。マルチタッチ対応の独自ゲームや、10指で演奏できる電子ピアノソフトなどがプリインストールされている。

2つのヒンジでフレキシブルな角度調節、画面の水平位置に対応
タッチ電子ピアノのイメージ平面にして複数人で遊ぶイメージ

 PC部分はモバイル向けプラットフォームを用いて台座に納め、液晶部分を薄型化。同社は世界最薄のマルチタッチ液晶一体型PCとしている。このほか大画面を活かす特徴として、HDMI入力を備える。HDMI出力も装備し、IdeaCentre A720とのマルチディスプレイも可能。

 主な仕様は、Core i7-3610QM(2.30GHz)、メモリ8GB、HDD 1TB、Intel HM76 Expressチップセット、GeForce GT 630M、BD-ROM/DVDコンボドライブ、1,920×1,080ドット(フルHD)表示対応27型ワイド液晶(光沢)、Windows 7 Home Premium(SP1、64bit)を搭載。

 インターフェイスはUSB 3.0×2、USB 2.0×2、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、HDMI入力、HDMI出力、SDカード/メモリースティック対応スロット、720p対応Webカメラ、音声入出力などを備える。

 本体サイズは650×220×480mm(幅×奥行き×高さ)。

●23型液晶一体型「IdeaCentre B540p」

 「IdeaCentre B540p」は、23型ワイド液晶一体型の製品。店頭予想価格は13万円前後の見込み。

 こちらはフォトフレームタイプの筐体で、左右と背面のスタンドで支える筐体を採用。基本性能の高いデスクトップ向けプラットフォームを採用し、背面は容易に開いてメンテナンスできる構造とした。

IdeaCentre B540p本体背面。カバーは容易に開けられる

 ディスプレイは10点マルチタッチ対応で、こちらもA720と同様にマルチタッチ向けのゲームやアプリケーションがプリインストールされる。

 主な仕様は、Core i7-3770(3.40GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、HDD 1TB、Intel H77 Expressチップセット、BDドライブ、フルHD表示対応23型ワイド液晶(光沢)、Windows 7 Home Premium(同)を搭載。

 インターフェイスはUSB 3.0×2、USB 2.0×4、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、HDMI出力、SDカード/メモリースティック対応スロット、720p対応Webカメラ、音声入出力などを備える。本体サイズは576×110×408mm(同)。

●タワー型「IdeaCentre K430」
IdeaCentre K430

 「IdeaCentre K430」は、タワー型のデスクトップPC。3モデルが用意され、店頭予想価格は23型フルHD液晶とポータブルHDDが付属する最上位で18万円前後の見込み。

 フロントの中央にポータブルHDD接続ベイを搭載。ホットプラグでセカンドHDDとして認識され、取り外してアダプタを付けるとUSB接続のポータブルHDDとして運用できる。ポータブルHDDの容量は500GB。

 PCの主な仕様は、Core i7-3770、メモリ8GB、HDD 1TB、Intel Z75 Expressチップセット、GeForce GTX 560ビデオカード、BDドライブ、Windows 7 Home Premium(同)を搭載。

 インターフェイスはUSB 3.0×2、USB 2.0×4、Gigabit Ethernet、HDMI出力、SDカード/メモリースティック/CF/xD-Picture Card対応カードリーダ、音声入出力などを備える。本体サイズは175×409×360mm(同)。

(2012年 5月 2日)

[Reported by 山田 幸治]