ASUSTeK Computerは26日、同社初のUltrabookとなる「ZENBOOK」2機種4モデルを発表した。
ZENBOOKは、その名の通り、「禅の精神」をコンセプトとしており、内なる平穏や調和といったキーワードを体現したものという。国内でのUltrabookの発表は、日本エイサー、東芝、レノボ・ジャパンに次ぐ4番目だが、4モデル中2モデルは他社より早い11月3日より発売となる。また、他社製品より総じてスペックは高いが、価格は低く抑えられている。
11.6型の「UX21E」の主な仕様は、Core i7-2677M(1.8GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、SSD 64GB/128GB、Intel QS67 Expressチップセット、1,366×768ドット表示対応液晶ディスプレイ、Windows 7 Home Premium(64bit)を搭載。発売日と価格はSSD 64GBモデルが11月下旬以降で84,800円、128GBモデルが11月3日で99,800円。
インターフェイスは、USB 3.0、USB 2.0、microHDMI、ミニVGA、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、音声入出力などを装備。
バッテリ駆動時間は約5.5時間。本体サイズは299×196×3~17mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.1kg。
天板。筐体はアルミ1枚から形成。写真では分かりづらいが同心円状にヘアライン処理されている | 右側面にmicroHDMIとUSB 3.0、AC | 左側面にミニVGAとUSB 2.0、ヘッドフォン |
キーボード。電源ボタンは右上にキーの1つとして配置 | 底面。ゴム足がある以外は、凹凸やステッカー類はなく、ロゴは刻印 | 音響はBang & OlufsenのICEpower |
13.3型の「UX31E」の主な仕様は、Core i7-2677M、メモリ4GB、SSD 128GB/256GB、Intel QS67 Expressチップセット、1,600×900ドット表示対応液晶ディスプレイ、Windows 7 Home Premium(64bit)を搭載。発売日と価格はSSD 128GBモデルが11月3日で109,800円、256GBモデルが11月下旬以降で129,800円。
インターフェイスは、USB 3.0、USB 2.0、microHDMI、ミニVGA、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、SDカードスロット、音声入出力などを装備。
バッテリ駆動時間は約8.1時間。本体サイズは325×223×3~17mm(同)、重量は約1.3kg。
いずれの機種も、USB Ethernetアダプタと、ミニVGA→ミニD-Sub15ピン変換アダプタ、および専用ケースが付属する。
UX31E | 右側面。microHDMI、ミニVGA、USB 3.0、AC | 左側面。USB 2.0、ヘッドフォン、SDカードスロット |
たたんだところ。11.6型も13.3型も厚さは最厚部で17mm | キーボードはUX21Eとほぼ同じ | 底面。こちらは排気口のようなスリットがある |
両製品を並べたところ | ヒンジ部 | USB Ethernetアダプタと、ミニVGA→ミニD-Sub15ピン変換アダプタ |
(2011年 10月 26日)
[Reported by 若杉 紀彦]