NVIDIA、Blu-ray 3Dをサポートしたドライバ256シリーズ

5月24日(現地時間) 公開



 米NVIDIAは24日(現地時間)、Blu-ray 3Dサポートを追加したグラフィックスドライバのベータ版を公開した。バージョンは257.15 BETA。これは「Release 256」ファミリの初めてのリリースとしている。現行の安定バージョンは197.16 WHQLのため、大きく数値が変更されている。Release 256ファミリは256.xx~259.xxで公開される予定。257.15のWHQLは6月上旬の公開を計画している。

 対応OSはWindows Vista/7。Windows XP用も公開されているが、Blu-ray 3Dはサポートされない。

 NVIDIA 3D Visionを用いたBlu-ray 3Dをサポートしたのが大きな特徴。システム要件として、NVIDIA 3D Visionキット、3D Vision対応の120Hzディスプレイ、デスクトップはGeForce GT 240以上、モバイルはGeForce GT 320M以上のGPU、Windows Vista/7搭載PCの4つが必要。なお、動作リストにGeForce GTX 465という名称のGPUが存在している。

 このほか、GeForce GTX 400シリーズで多数の性能改善、バグ修正が含まれ、PhysXのバージョンを0.10.0222にアップデート。また、CUDA Toolkit 3.1に対応し、OpenGL 4.0をフルサポートした。

 モバイル用ドライバは上記に加え、OptimusノートPC向けサポートを追加した。

(2010年 5月 25日)

[Reported by 山田 幸治]