富士通、12.1型タッチパネル液晶搭載の「BIBLO MT」～BIBLO Rに超低電圧版Celeronの普及機種を追加

富士通、12.1型タッチパネル液晶搭載の「BIBLO MT」

～BIBLO Rに超低電圧版Celeronの普及機種を追加

10月22日より順次発売
価格：オープンプライス

　富士通は13日、ノートPC「BIBLOシリーズ」のWindows 7搭載機種を発表した。ほとんどの機種がWindows 7 Home Premiumを搭載する。

　タッチパネル液晶の新機種BIBLO MTを新たに投入し、BIBLO NFの一部機種も新筐体となった。

　発売は10月22日から順次。価格はオープンプライス。

●タッチ対応ノート「BIBLO MT」

BIBLO MT

　初心者をターゲットにした新機種で、タッチパネル液晶搭載を搭載したコンバーチブル型のPC。「MT/E50」の1モデルのみで、予想価格は15万円前後。

　Windows 7の新機能Windowsタッチに対応するほか、独自ソフトウェアとして、画面右側に操作アイコンをまとめた「タッチ操作パネル」を表示する。また、50音順の仮想かなキーボードで予測変換できる「タッチ文字入力」も用意される。

　主な仕様は、Celeron 900(2.20GHz)、2GBメモリ、320GB HDD、DVDスーパーマルチ、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth、指紋センサーなど。Office Personal 2007(SP2)が付属する。

　本体サイズは、297×233×35.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.06kg。バッテリ駆動時間は4.5時間。

●15.6型ノート「BIBLO NF」

BIBLO NF/E50 シャイニーブラック

　15.6型ワイド液晶搭載の「BIBLO NF」は、4モデルが用意され、下位の2モデルが丸みを帯びた「スクエアラウンドデザイン」の新筐体となった。

　新筐体の「NF/E50」は、Core 2 Duo P8700(2.53GHz)、4GBメモリ、500GB HDD、DVDスーパーマルチなどを搭載する。本体にはテンキーを備え、アーバンホワイト/シャイニーブラック/クリムゾンの3色のカラーバリエーションが用意される。予想価格は、アーバンホワイト筐体で「Office Personal 2007 with PowerPoint 2007」搭載の「FE/50WP」が15万円強。「Office Personal 2007」搭載モデルが15万円前後。

　同じく新筐体でAMDプラットフォームの「NF/E40」は、Athlon II M300(2GHz)、2GBメモリ、320GB HDD、DVDスーパーマルチを搭載。予想価格は12万円強。

　上位機種の「NF/E75」と「NF/E70」は、64bit版Windowsが添付されるのが特徴。32bit版がプレインストールされ、64bit版はリカバリディスクが付属する。いずれもエボニーブラック/アーバンホワイト/ルビーレッド/プルシャンブルーの4色カラーバリエーションが用意される。予想価格はNF/E75が17万円強、NF/E70が16万円前後(PowerPointなし)～16万円強(PowerPoint付属)。

●らくらくパソコン「BIBLO NF/ER」

らくらくパソコン

　BIBLO NFの筐体を使用した、シニア/初心者向けPC。デスクトップタイプと同様に、タッチパネル液晶と専用のマウス/キーボードを備える。また、BIBLO MT同様に「タッチ操作パネル」と「タッチ文字入力」がインストールされ、タッチパネルを生かした操作ができるようになっている。想定価格は14万円前後。

●タッチスクエア搭載の大型ノート「BIBLO NW」