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Fable 5に迫る頭脳が無償。「GLM-5.3」オープンウェイト公開
2026年8月31日 13:35
「Claude Fable 5」に迫る性能を持つモデル「GLM-5.3」が、オープンウェイトとして公開された。Z.aiが8月28日にHugging Faceでモデルの重みを公開したもので、Unslothによる量子化版(GGUF)も公開されている。総パラメータは753B(7,530億)だ。
GLM-5.3は、コーディングやサイバーセキュリティ性能の大幅向上を図ったZ.aiの旗艦モデル。前世代の「GLM-5.2」と同じベースモデルを使用しており、総パラメータは744B(7,440億)、アクティブパラメータは40B(400億)のエキスパート混合(MoE)型のアーキテクチャを採用する(Hugging Face上の配布パッケージは753B)。コンテキストウィンドウは100万トークン、最大出力は128K(131,072トークン)、入力はテキストのみに対応する。
ライセンスは「GLM-5.3 License」という独自のもので、使用、複製、変更、販売、再配布、微調整、展開などが無償で認められ、商用利用も可能。ただし、モデルをAPIなどで第三者に提供するMaaS事業を営み、かつ任意の連続12カ月の総収入が100億ドル(約1兆6,000億円)を超える事業者は、商用利用の前にZ.aiのセキュリティ審査を通過する必要がある。
Z.aiのベンチマークでは、脆弱性の特定/検証能力を測る「CyberGym」で84.5%を記録し、Claude Fable 5(83.8%)や「GPT-5.6 Sol」(83.6%)を上回った。業務自動化の「AutomationBench」でも48.2%で両モデルを上回る。一方、ターミナル操作の「Terminal Bench 3.0」は28.3%(Fable 5は33.7%)、脆弱性悪用の「ExploitBench」は54.4%(同78.0%)と及ばない項目もある。GLM-5.2比ではTerminal Bench 3.0が4.6%から28.3%、「DeepSWE」が46.2%から66.9%へ大きく伸びた。
8月14日の発表時点では有料の「GLM Coding Plan」向けの提供のみで、モデルの重みは安全性評価を経て2週間後に公開するとされていた。ベースモデルは変えず、事後学習(ポストトレーニング。学習済みモデルに追加の訓練を施す工程)のスケールアップのみで大幅な性能アップを実現したのが特徴で、Z.aiはオープンウェイトモデルで最も優れたコーディング性能を持つとしている。社内ベンチマークのZ.ai Code Benchでは、GLM-5.2と比べて50%性能が向上したという。















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