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トランプ政権、DeepSeekら中国100社超の貿易制限リスト追加を見送り

 トランプ政権は、中国との関係悪化を回避すべく、DeepSeekなどの中国企業の貿易制限リストへの追加を保留したようだ。

 ロイター通信の6月16日(現地時間)の報道によれば、中国でAIを開発しているDeepSeekやメモリ半導体メーカーのCXMT(ChangXin Memory Technologies)などの100社超の中国企業について、米政府はエンティティリスト(貿易制限リスト)への追加を見送ったという。同リストへの追加は、米省庁間委員会で承認されていたようだが、トランプ政権が米中の緊張激化を回避する姿勢をとっていることが背景にあるとみられる。

 DeepSeekは中国の軍事および諜報活動を支援していると米国務省高官から指摘されていたほか、CXMTも米国防総省の中国軍関連企業リストに指定されていた経緯がある。また、米AnthropicはDeepSeekなど中国AI企業3社が不正アカウントを通じてClaudeから能力を抽出する「ディスティレーション攻撃」を行なっていたと発表していた。