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Windows 11の5月定例パッチがインストールに失敗する問題。すでに対策済み

 Microsoftが5月12日にリリースしたWindows 11 25H2/24H2向けの5月度の定例パッチ「KB5089549」において、インストールに失敗する問題があることが分かった。この問題は既知の問題としてマークされ、回避策が講じられることとなった。

 KB5089549はWindows 11の累積的な更新プログラムで、特定環境において正常更新後にBitLocker回復モードが起動してしまう問題を修正したほか、新しいセキュアブート証明書の自動受信対象範囲を拡大した。また、多数の脆弱性修正、サービススタック更新プログラムの品質向上、AIコンポーネントの更新も含まれている。

 しかし、一部報告によれば、KB5089549は初期インストールフェーズで正常にインストールできるが、再起動した後のフェーズにおいて、約35~36%完了したタイミングで失敗することがあったという。その後「何かが計画どおりに進まなかった。変更を元に戻す」といったメッセージが表示され、エラーコード0x800f0922でインストールが失敗するという。

 同社が原因を調査した結果、EFIシステムパーティションの空き領域不足によって引き起こされるものだと分かった。特に、空き容量が10MB以下の場合に発生するという。

 この問題はレジストリを変更すれば回避できるが、「既知の問題ロールバック(KIR)」という仕組みでも回避できる。Microsoftはすでにコンシューマデバイスや管理されていない企業のデバイスでKIRを適用しているため、影響する部分を回避してKB5089549をインストールできるようにしている。管理されている企業デバイスの場合、管理者がグループポリシーを適用することで回避可能だ。