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Windows 10初の拡張セキュリティ更新が配信

  • 劉 尭

2025年11月12日 12:49

　Microsoftは11月11日、Windows 10 22H2向けに初となる拡張セキュリティ更新(ESU)「KB5068781」を、ESUプログラム加入デバイス向けに配信開始した。

　Windows 10 22H2は2025年10月14日をもってサポート終了となったが、有償で約1年間(法人向けは最大3年)、緊急や重要に分類されるセキュリティ更新プログラムを受け取ることができるESUを用意している。11月11日に配信されたKB5068781は初となる。

　KB5068781では、GDI+のリモートコードが実行される脆弱性、DirectXグラフィックスカーネルのサービス拒否の脆弱性、Windows Broadcast DVRユーザーサービス不正昇格の脆弱性などが修正される。

　なお、Windows 10ではESU登録ウィザードの作業中、登録に失敗する問題があったが、これは同日配信の帯域外更新プログラム「KB5071959」で修正される。