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4年越しに「REALFORCE R4」が登場。マウス機能や近接センサーを新たに搭載

REALFORCE R4

 東プレは、REALFORCEブランドから、最新キーボードとなる「REALFORCE R4」を10月15日に発売する。価格は3万6,520円~3万7,180円。2021年に登場した前モデルにあたるR3は10月31日で生産終了となる。

 REALFORCE R4は、従来製品と同様に静電容量無接点方式のスイッチを採用したプレミアムキーボード。1億回のスイッチ寿命や羽のような軽さを謳うキータッチなどを特徴とする。接続は有線USBおよびBluetooth 5.0。

 今回、荷重の異なる3種類のスイッチ、テンキー付きとテンキーレス、ブラックとスーパーホワイトの本体色、そして日本語と英語配列のモデルを含めて20機種をラインナップする。

 前世代のR3に対して、外観デザインが変更されており、特にキーボードの奥側が圧縮されたことが目立つ。従来の163mmから147mmに減ったほか、幅も10mm程度縮まり、省スペース化されている。

 REALFORCEのキモとなる柔らかい打鍵感はそのままで、キーの荷重が45gと30gを組み合わせた変荷重、そして45gまたは30gに統一された3種類を用意する。

テンキー付き

 一方で、キー押下時にスイッチがオンになる位置を決めるAPC(アクチュエーションポイントチェンジャー)機能は、従来の4段階から22段階へと拡大。0.8~3.0mmの範囲で0.1mm刻みに設定できる。APCはキーごとに設定可能で、高速入力したいキーは0.8mmに、間違えて押しやすいキーは3.0mmにするといった使い分けができる。設定は4つまでキーボード上のメモリに保存可能。

テンキー付き英語配列

 新機能としては大きく2つあり、1つは近接センサーを内蔵したこと。これにより、キーボードを使っていないときは省電力化し、手が近づくと自動的に再接続するといったエコな使い方ができるようになった。

 もう1つは、マウス機能を搭載したこと。キーボードのキー操作でマウスカーソルの移動やクリックが可能。キーボードから手を離さずにマウス操作ができるようになる。

テンキーレス日本語配列
テンキーレス英語配列

 インターフェイスはUSBとBluetooth 5.0の2方式で、Bluetoothについては最大4台の機器とのマルチペアリングをサポート。REALFORCE R4はUSBを電源として利用可能なほか、単4形乾電池3本でも動作する。

 このほか、これまで通り独自ソフトウェアのREALFORCE CONNECTを使ってのAPCの設定、ヒートマップの確認、キーマップ入れ替え、ファームウェアアップデートなども行なえる。

 本体サイズは、テンキー付きが147×452×39mmで重さ1.3kg。テンキーレスは147×366×39mmで1.1kg。USBケーブル(Type-C - Type-A)は着脱式になっており、ケーブル長は1.8m。

REALFORCE R4 テンキー付き日本語配列のスペック
型番R4HA11R4HA12R4HA13R4HA61R4HA21R4HA22R4HA23R4HA71
価格3万7,180円
サイズ147×452×39mm
質量1.3kg
本体色ブラックスーパーホワイト
配列日本語
キー数112
ストローク4.0mm
かな印字なしありなしあり
荷重45g変荷重30g45g変荷重30g45g
REALFORCE R4 テンキーなし日本語配列のスペック
型番R4HC11R4HC12R4HC13R4HC61R4HC21R4HC22R4HC23R4HC71
価格36,520円
サイズ147×366×39mm
質量1.1kg
本体色ブラックスーパーホワイト
配列日本語
キー数91
ストローク4.0mm
かな印字なしありなしあり
荷重45g変荷重30g45g変荷重30g45g
REALFORCE R4英語配列のスペック
型番R4HB11R4HB21R4HD11R4HD21
テンキーありなし
価格3万7,180円36,520円
サイズ147×452×39mm147×366×39mm
質量1.3kg1.1kg
本体色ブラックスーパーホワイトブラックスーパーホワイト
配列英語英語
キー数10887
ストローク4.0mm
荷重45g45g45g45g