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70%レイアウトの「REALFORCE RC1」登場。小型/軽量化で持ち運びやすく

REALFORCE RC1

 東プレは、70%レイアウトを採用したコンパクトなキーボード「REALFORCE RC1」を18日に発売する。配列は日本語と英語、キー荷重は30gと45gで、計4モデルを用意。価格はすべて3万5,860円。

 「極上の打ち心地をどこにでも」をコンセプトに、テンキーレスよりもさらにコンパクトにしつつ、ファンクションキーやカーソルキーといった比較的利用頻度の高いキーを残した70%レイアウトを採用。今までのREALFORCEユーザーでも使いやすいキーレイアウトとした。

 あわせてベゼル幅を狭めたことで本体幅を295mmまで短縮。一般的な13.3型~14型のモバイルノートPCの幅と同等に抑えている。一方で、板金を使わずキーの機構を樹脂ケースと一体化するなど、耐久性を維持しながら重量を0.6kgまで軽量化した。

 こういった設計により、REALFORCEシリーズで最もコンパクトかつ軽量なデザインを実現。持ち運びしやすいだけでなく、狭い場所で利用する、マウスの操作スペースを確保するといったことも容易になった。

本体幅はモバイルノートPCと同等の295mmまで抑えられている

 接続はUSB 2.0 Type-C有線とBluetooth 5.0無線の両方に対応。有線でWindows PCに接続した場合は全キー同時押しをサポートするほか、Bluetooth 5.0接続は最大4台の機器とペアリングして簡単に切り替えが行なえる。持ち運ぶ上で交換の手間が省けることなどから、電源にはリチウムイオンバッテリを採用し、1度の充電で最大約1カ月使用できるとしている。

 キースイッチにはREALFORCEシリーズおなじみの静電容量無接点スイッチを採用。1億回の押下耐久性を謳う高耐久設計で、キーストロークは4mm、キー荷重は30gと45gの2種類、ともに静音仕様となる。スイッチを含め国内生産である点も変わらない。

 専用ユーティリティのREALFORCE CONNECTを通じて、アクチュエーションポイントの変更(APC機能)や、Fnキーを含む全キーの割り当て変更が行なえる。キーマップの切り替え機能は、REALFORCE R3シリーズでは2種類までだったが、REALFORCE RC1では4種類まで本体に記憶して切り替えられるようになった。Bluetoothの接続台数と合わせたかたちになる。

 本体サイズは295×130×39mm、重量は0.6kg。カラーはブラックのみ。対応OSはWindows 10/11、macOS 14.5以降。

 そのほかオプション品として、RC1カラーキーキャップセット(ダークブルー/ダークモーブ/ライラックの3色)と、RC1キースペーサーセット(厚さ2mm/3mm)も用意。どちらも10月中の発売を予定している。

REALFORCE RC1(日本語配列)
英語配列
左側面。ステップスカルプチャ構造も採用されている
角度は2段階で調整可能
右側面には電源ボタンを装備
背面。中央にUSB 2.0 Type-Cポート
本体の状態を示すLEDインジケータはF12キーとDeleteキーの間に配置
背面
キーマップや接続先などはキーボードショートカットで切り替え可能
付属のUSBケーブルはType-A to Type-C(L字型)。長さは1.8m