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GeminiがChromeにも搭載。Webサイト要約やエージェント機能など
2025年9月19日 14:32
Googleは9月18日、WebブラウザGoogle Chrome向けのAI機能について紹介した。展開中の機能のほか、今後搭載予定の機能についても説明している。
具体的には、米国地域かつ英語設定のMacおよびWindowsユーザー向けに、Gemini in Chromeを順次提供開始した。まずは閲覧中のWebページの情報をGeminiが分かりやすく教えてくれる機能から実装し、今後数週間中にはGoogle Workspaceの法人ユーザー向けに、近日中にはAndroid/iOS版Chromeにも提供予定。
また、Gemini in Chromeの追加機能として、エージェント機能を今後数カ月中に実装予定。散髪の予約や食料品の注文など、ユーザーが実行したいタスクを指示すると、GeminiがWebページを操作して処理してくれる。さらに、複数のタブの情報を集約してくれる機能、「先週見たウォルナットデスクのWebサイトは？」といったプロンプトで過去に閲覧したWebサイトを自然な言葉で探せる機能、YouTubeなどGoogleアプリとの連携機能なども加わる。
AIを使った高度な検索機能「AIモード」にもアドレスバーから直接アクセスできるようになる。今月後半に米国の英語環境向けに順次提供し、数週間かけてより多くの地域と言語に拡大予定。アドレスバー関連では、表示中のWebページの内容に応じて質問を提案する機能を米国英語版向けに提供中。こちらは今後数週間中に展開地域/言語を拡大する見込み。
そのほか、Gemini Nanoを使ったより強力なセーフブラウジング機能、スパムや詐欺の可能性のあるWebサイト通知を検知する機能、Webサイトへの不要な権限付与を防ぐ機能、漏洩したパスワードをワンクリックで修正できるAIパスワード管理機能なども紹介している。
