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EIZO、映像制作用カラーモード搭載の4K/WQHD液晶モニター
2025年9月18日 15:00
EIZOは、映像制作用のカラーモードを搭載したカラーマネジメント対応液晶モニター「ColorEdge CS2740-Z」および「ColorEdge CS2731-Z」を9月25日に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は前者が19万9,100円、後者が14万1,900円。
ColorEdge CS2740-ZおよびColorEdge CS2731-Zはいずれもクリエイティブワーク向けのカラーマネジメント対応液晶。それぞれ2019年に投入した「ColorEdge CS2740」と「ColorEdge CS2731」の後継にあたり、新たにAppleが策定した色空間Display P3に加え、映画や放送の国際規格の色空間のDCI-P3、BT.709のカラーモードを標準搭載した。
これらの映像制作用のカラーモードはこれまで、主にプロ向けのColorEdge CGシリーズに搭載されていたが、近年は個人を含む幅広いユーザーにおいて映像制作のニーズが高まっていることから、スタンダードのColorEdge CSシリーズにも展開するに至った。
ColorEdge CS2740-Zの仕様は、パネルが非光沢IPS、解像度が3,840×2,160ドット(4K)、表示色数が約10億7,374万色(約278兆色中/16bit LUT)、色域がAdobe RGBカバー率99%、DCI-P3カバー率91%、中間色応答速度が10ms、輝度が350cd/平方m、コントラスト比が1,000:1、視野角が上下/左右ともに178度。
ColorEdge CS2731-Zの主な仕様は、パネルが非光沢IPS、解像度が2,560×1,440ドット(WQHD)、表示色数が約10億7,374万色(約278兆色中/16bit LUT)、色域がAdobe RGBカバー率99%、DCI-P3カバー率95%、輝度が350cd/平方m、コントラスト比1,000:1、中間色応答速度10ms、視野角上下/左右178度。
両機種ともインターフェイスは、USB Type-C(DisplayPort Alt Mode)、DisplayPort、HDMIを装備し、ColorEdge CS2731-ZではさらにDVIポートも搭載。2ポートのUSB 3.0と2ポートのUSB 2.0ハブを内蔵する。スタンドは上35度/下5度のチルト、左右344度のスイベル、右90度のピボット、155mmの昇降に対応する。
本体サイズは638×265×404.1～559.1mm、重量はColorEdge CS2740-Zが約10.3kg、ColorEdge CS2731-Zが約10.1kg。