14nmリターンズ！LGA1200用CPU「Core i5-110」が新登場

　IntelのCoreプロセッサの製品ページに、LGA1200用CPUの新製品「Core i5-110」がひっそりと登場した。希望小売価格は200ドルとなっている。

　Core i5-110は仕様によれば“Coreプロセッサシリーズ1”に属するというモデル。第10世代Core(Comet Lake)と共通のアーキテクチャで、同じLGA1200ソケット用となっている。製造プロセスも14nmと古い。

　そのほかの仕様は、コア数が6、スレッド数が12、最大動作クロックは4.3GHz、ベースクロックは2.9GHz、キャッシュは12MB、TDPは65W、最大メモリ容量は128GBで、対応メモリはDDR4-2666などとなっている。

　なお、仕様的にはほぼCore i5-10400そのものであるのだが、Core i5-10400のリテールボックスおよびトレイのモデルに関して、Q0ステッピングは2023年10月27日、G1ステッピングは2025年7月25日に最終出荷を終えている。なんらかの強い要望があって復活させたものと思われる。