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BF6に続きCoDもセキュアブートでチート対策。次回作から必須に

 人気FPSシリーズ「Call of Duty」を展開する米Activisionは、「Call of Duty: Black Ops 6」および「Call of Duty: Warzone」のシーズン05よりチート対策を強化すると発表した。セキュアブートおよびTPM 2.0による信頼性チェックを段階的に開始するとし、今年発売予定の「Call of Duty: Black Ops 7」から必須になるという。

 8月7日にオープンベータが開始された「Battlefield 6」にて、セキュアブートによるチート対策が導入され、セキュアブートが無効化されている環境ではゲームを起動できなくなった。Call of Dutyにおいてもセキュアブート、およびTPM 2.0を用いたチート対策が実装されるという。

 ただし、Call of Dutyシリーズではただちに起動できなくなる訳ではなく、現段階では使用を義務付けられるものではない。実装テストとしてバックグラウンドで有効化されるといい、今年中に発売予定の次回作、Call of Duty: Black Ops 7では必須になると予告している。

 セキュアブートおよびTPM 2.0が有効化されている環境では、システム起動時にソフトウェアの改ざん有無などがチェックされる。今回実装されるチート対策は、このチェック結果をゲームの起動時にActivisionのサーバーに送信するもので、ゲームプレイ中のパフォーマンスには影響を与えないという。また、個人情報へのアクセスも行なわないとしている。

 ほか、将来的にアカウントの2要素認証が必須になる可能性があるとしており、全ユーザーへ有効化を呼び掛けた。

 加えて、PC版Game Pass無料トライアルアカウントでは、シーズン05以降のランクマッチに参加できなくなるという。ランクマッチ以外のマルチプレイヤーモードやゾンビモードなどはこれまで通りプレイ可能だ。