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Fortniteのチーターに約2,530万円の支払い命令

 Epic Gamesは26日、「Fortnite」の賞金付き大会でチートを使用したユーザーに対して起こした訴訟で、チーター側に17万5,000ドル(日本円で約2,530万円)の支払いが命じられたと報告した。支払われた全額を慈善団体に寄付し、チーターは永久BANの措置を受ける。

 2024年12月に開催されたトーナメント「FNCSディビジョナルカップ」においてチート用のソフトウェアおよびハードウェア、複数アカウントを用いた不正行為があり、同月19日には不正行為を行なったプレイヤーに訴訟を起こした旨が報告されていた。チーターらはこの訴訟を無視したため、裁判官はEpic Games側に有利な判決を下し、今回の支払い命令に至ったとしている。

 同社ではチート対策の強化を進めており、現在Windows PCからトーナメントに参加する場合はTPMとセキュアブートの有効化が必須となっている。また、不正行為についてのペナルティもFNCSディビジョナルカップの開催を機に厳罰化し、たとえば大会においてチート利用者とチームを組んだだけでもチームメイトに最低28日間のイベント参加禁止処分が課される。

 また、チート使用者とチートツール販売者に対する法的措置の強化についても明言しており、直近でもチートツールの開発者および販売者に対して訴訟を起こしている。