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究極のノートPC「Surface Book」の日本投入は2016年初頭に
(2015/10/22 15:19)
日本マイクロソフト株式会社は、着脱式でクラムシェルノートとして使える「Surface Book」を2016年初頭に国内発売する。
Surface Pro 4とは異なり、キックスタンドを備えておらず、キーボードドックのヒンジで自立する。このヒンジ部が特徴的で、丸まるように閉じられ、完全に閉じた際は横から見るとくさび形になる。また、マッスルワイヤーと呼ばれるメカニズムを採用し、強固に取り付けられ、ボタン1つで簡単に取り外せる。
キーボードドックとはPCI Expressで接続され、ドック側にNVIDIAのGeForceを搭載したモデルも用意。GeForce搭載モデルではさらに高い3Dグラフィックス性能を実現する。液晶は13.5型で、解像度は3,000×2,000ドット/267ppi。オプティカルボンディングを採用し、タッチ時の視差を抑えるとともに、色再現性やコントラスト比に優れるという。
キーボードはパンタグラフを使用し、アイソレーションにより快適なタイピングを実現する。LEDバックライトも備える。タッチパッドはガラス製で、5点タッチに対応。これによりWindows 10上でさまざまなジェスチャ操作が行なえるという。
CPUは第6世代Core i、GPU付きドックに内蔵されるGPUはGDDR5を備えたGeForceとだけされ、詳しい型番は不明。バッテリ駆動時間は12時間。日本に投入されるモデルの価格、ラインナップなどは公開されなかった。
発表会は、米国発表を踏襲する形となり、会場でのSurface Book展示はプロトタイプであったため、実際に手にすることはできなかった。そのため展示機を通して仕様などを知ることはできなかった。
見た目は13型ノートというより、14型ノートに近い大きさで、モバイルというセグメントではない印象。発表会でも対抗は13.3型のMacBook Airではなく、13.3型のMacBook Proを挙げていた。