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Let'snote夏モデル、店頭向け2-in-1にLTE初搭載
~10.1型RZ4と12.5型MX4シリーズ
(2015/6/2 14:00)
パナソニックは、Let'snoteシリーズの2015年夏モデルを6月12日より発売する。店頭およびWebモデルも同日付けで販売開始。ここでは10.1型と12.5型の2-in-1モデルを紹介する。スタンダードノートのSX4とLX4については別記事を参照して欲しい。
2015年夏モデルのほとんどは、春モデルからCPUのみの更新といった小幅な改良に留まり、筐体の刷新などは行なわれない。なお、全モデルともWindows 10への無償アップグレードに対応する。
目新しい点としては、これまでWeb販売モデルにのみ提供されていたLTE通信モジュールを、RZ/MX/SXシリーズの一部店頭モデルも搭載したこと。SIMはドコモ回線向けで、SIMロックフリーではない。受信時の最大転送速度は100Mbpsで、送信時は37.5Mbps。SIMカードの大きさは標準サイズのものが使われる。
Let'snote RZ4シリーズ
「Let'snote RZ4」シリーズは、10.1型のWUXGA対応(1,920×1,200ドット)タッチパネル式IPS液晶を搭載し、Let'snoteシリーズの中でも最軽量の約745gを実現。CPUにはCore Mシリーズを採用する。
店頭モデル全6機種のラインナップは、SSD 128GBモデル4種とSSD 256GBモデル2種に大別でき、それぞれCPU、搭載メモリ容量、OSのエディションが異なる。
SSD 128GBモデルの主な仕様は、Core M-5Y10c(0.8GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、Windows 8.1 Update(64bit)を搭載。4機種の違いは以下の通り。
- CF-RZ4LFDJR
「CF-RZ4LFDJR」は、本体色シルバー、LTE対応、Officeなし、税別価格は約190,000円。 - CF-RZ4LDDJR
「CF-RZ4LDDJR」は、本体色シルバー、LTEなし、Officeなし、税別価格は約170,000円。 - CF-RZ4LDFJR
「CF-RZ4LDFJR」は、本体色シルバー、LTEなし、Office Home & Business PremiumプラスOffice 365サービス付属、税別価格は約195,000円。 - CF-RZ4LDEJR
「CF-RZ4LDEJR」は、本体色ブルー&カッパー、LTEなし、Office Home & Business PremiumプラスOffice 365サービス付属、税別価格は約200,000円。
SSD 256GBモデルの主な仕様は、Core M-5Y71(1.2GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、Windows 8.1 Pro Update(64bit)搭載で、2モデルの違いは以下の通り。
- CF-RZ4DDLBR
「CF-RZ4DDLBR」は、本体色シルバー、LTEなし、Office Home & Business PremiumプラスOffice 365サービス付属、税別価格は約260,000円。 - CF-RZ4DFMBR
「CF-RZ4DFMBR」は、本体色に新色のウォームゴールド&カッパーを採用、LTE対応、Office Home & Business PremiumプラスOffice 365サービス付属、税別価格は約295,000円。
インターフェイスはSSD 128/256GBモデルともにほぼ共通で、USB 3.0×3、HDMI出力×1、ミニD-Sub15ピン×1、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11ac/a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、SDXCカードスロット、Webカメラ(1,920×1,080ドット)、音声入出力などを装備。
バッテリ駆動時間(JEITA 2.0)は約10時間(LTEモデルも同様)。本体サイズは250×180.8×19.5mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約745g(LTEモデルは約770g)。
パナソニックストアで販売されるWeb販売モデルでは、メモリ16GB搭載機種を用意するほか、天板のカラーに新色の「タンジェリンオレンジ」を選択できる。
Let'snote MX4シリーズ
「Let'snote MX4」シリーズは、12.5型の2-in-1ノートで、フルHD対応(1,920×1,080ドット)タッチパネル式IPS液晶を搭載する。CPUにはCore i7/i5を採用。
店頭モデルは全4種類を用意。RZ4シリーズと同じく、SSD 128GBモデルとSSD 256GBモデルに分けられ、前者は3機種、後者は1機種のみラインナップされている。大まかな違いは、CPU、LTEの有無、OSのエディションとなる。本体色はシルバーのみ。
SSD 128GBモデルの主な仕様は、Core i5-5300U(2.3GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、Windows 8.1 Update(64bit)を搭載。全てLTE非対応。3モデルの違いは以下の通り。
- CF-MX4DDQJR
「CF-MX4DDQJR」は、光学ドライブおよびOfficeなし。税別価格は約210,000円。 - CF-MX4DDFJR
「CF-MX4DDFJR」は、DVDスーパーマルチドライブ搭載で、Officeなし。税別価格は約215,000円。 - CF-MX4DDGJR
「CF-MX4DDGJR」は、DVDスーパーマルチドライブ、Office Home & Business PremiumプラスOffice 365サービス付属。税別価格は約240,000円。
SSD 256GBモデル「CF-MX4KFYBR」の主な仕様は、Core i7-5600U(2.6GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、BDXLドライブ、LTE対応、Windows 8.1 Pro Update(64bit)を搭載し、Office Home & Business PremiumプラスOffice 365サービスが付属する。税別価格は約340,000円。
インターフェイスは全モデル共通で、USB 3.0×2、HDMI出力×1、ミニD-Sub15ピン×1、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11ac/a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、SDXCカードスロット、Webカメラ(1,920×1,080ドット)、音声入出力などを装備。
バッテリ駆動時間(JEITA 2.0)は、約11時間(LTEモデルも同様)。本体サイズは301.4×210×21mm(幅×奥行き×高さ)で、タブレット状態では高さが約21.5mmになる。重量はCF-MX4DDQJRが約1.118kg、CF-MX4DDFJRとCF-MX4DDGJRが約1.198kg、CF-MX4KFYBRは約1.255kgとなる。
Web販売モデルでは、SSD 512GBモデルも用意するほか、本体色にシルバーだけでなく、ブラックを選択可能。さらに新色の「ウォームゴールド」が加わる。