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Let'snote夏モデル、12.1型と14型スタンダードノート

~店頭向けSX4シリーズがLTE対応に

Let'snote SX4シリーズ

 パナソニックは、Let'snoteシリーズの2015年夏モデルを6月12日より発売する。

 2-in-1のRZ4とMX4シリーズを紹介している別記事にある通り、2015年夏モデルの大きな変更点は一部店頭モデルでのLTE対応のみで、春モデルからはCPUのアップデートや一部ストレージの容量アップといった小規模な変更に留まった。ここでは12.1型と14型のスタンダードノートを紹介する。

Let'snote SX4シリーズ

 「Let'snote SX4」シリーズは、12.1型のHD+(1,600×900ドット)対応液晶を搭載。CPUにはCore i7/i5が用いられ、全モデルが光学ドライブを搭載するほか、OSにWindows 8.1 Pro Update(64bit)だけでなく、Windows 7 Professional(64bit)も用意される。

SIMカードスロットは、バッテリを外した場所に設けられている

 夏モデルにおける店頭販売向け製品の変更点は、HDD搭載機種の容量が750GBから1TBに増量されたことのほか、Core i7搭載機種のCPUがi7-5500Uからi7-5600Uにアップデートされたこと、そして一部モデルにLTE通信モジュールが搭載された点だ。

 店頭モデルは全部で5種類。Core i5モデルが2機種で本体色シルバー、Core i7モデルは3機種で本体色ブラックとなる。

 Core i5モデルの主な仕様は、Core i5-5200U(2.2GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、HDD 1TB、DVDスーパーマルチドライブを装備する。

 Windows 8.1 Pro Update(64bit)搭載モデル「CF-SX4MDPBR」と、Windows 7 Professional(64bit)搭載モデル「CF-SX4MDPWR」の両方ともOffice Home & Business PremiumプラスOffice 365サービスを付属し、税別価格も同額の215,000円。

 Core i7モデルの主な仕様は、Core i7-5600U(2.6GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、SSD 256GB、DVDスーパーマルチドライブ搭載で、3モデルの違いは以下の通り。

  • CF-SX4KFTBR
     「CF-SX4KFTBR」は、LTE対応、Officeなし、Windows 8.1 Pro Update(64bit)搭載。税別価格は約280,000円。
  • CF-SX4KFYBR
     「CF-SX4KFYBR」は、LTE対応、Windows 8.1 Pro Update(64bit)搭載、Office Home & Business PremiumプラスOffice 365サービス付属。税別価格は約305,000円。
  • CF-SX4KDYWR
     「CF-SX4KDYWR」は、LTE非対応、Windows 7 Professional(64bit)搭載、Office Home & Business PremiumプラスOffice 365サービス付属。税別価格は約285,000円。

 インターフェイスは共通で、USB 3.0×2、USB 2.0×1、HDMI出力×1、ミニD-Sub15ピン×1、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11ac/a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、SDXCカードスロット、Webカメラ(1,280×960ドット)、音声入出力などを装備。

 バッテリには「バッテリーパック(S)」と「同(L)」を用意。Core i5モデルには同(S)しか用意されず、バッテリ駆動時間(JEITA 2.0)は、CF-SX4MDPBRは約9時間、CF-SX4MDPWRは約8.5時間。

 Core i7搭載でLTE対応のCF-SX4KFTBRとCF-SX4KFYBRのバッテリ駆動時間(同)は、バッテリーパック(S)で約10時間、同(L)で約20時間。LTE非対応でWindows 7搭載のCF-SX4KDYWRは、同(S)で約9.5時間、同(L)で約19.5時間となる。

 Web販売モデルでは、SSD 512GBまたはハイブリッドHDD 1TB搭載モデルも選択できる。

正面
右向き
左向き
正面
右向き

Let'snote LX4シリーズ

 「Let'snote LX4」シリーズは、14型のHD+(1,600×900ドット)対応液晶を搭載。夏モデルでの変更点は、店頭モデルで使われていたCore i5-5200Uがi5-5300Uに、Core i7-5500Uがi7-5600Uになったこと。なお、LX4シリーズの店頭モデルのみ、LTE対応機種が用意されない。

 店頭モデルは全部で3機種をラインナップし、本体色は全てシルバー。Core i5搭載機にはWindows 8.1だけでなく、Windows 7モデルも用意される。

 Core i5搭載機の主な仕様は、Core i5-5300U(2.3GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、HDD 500GB、DVDスーパーマルチドライブ、Office Home & Business PremiumプラスOffice 365サービスのほか、バッテリーパック(S)を付属する。

 「CF-LX4DDABR」はWindows 8.1 Pro Update(64bit)を搭載、「CF-LX4DDAWR」はWindows 7 Professionalを搭載し、両モデルとも税別価格215,000円。

 Core i7モデル「CF-LX4KD9BR」の主な仕様は、Core i7-5600U(2.6GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、SSD 256GB、BDXLドライブを搭載。OSはWindows 8.1 Pro Update(64bit)のみで、Office Home & Business PremiumプラスOffice 365サービスを付属。バッテリーパック(L)が付き、税別価格305,000円。

 インターフェイスは共通で、USB 3.0×2、USB 2.0×1、HDMI出力×1、ミニD-Sub15ピン×1、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11ac/a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、SDXCカードスロット、Webカメラ(1,920×1,080ドット)、音声入出力などを装備。

 バッテリ駆動時間(JEITA 2.0)は、バッテリーパック(S)のCF-LX4DDABRが約7時間、CF-LX4DDAWRが約6.5時間、同(L)のCF-LX4KD9BRは約16時間となる。

 Web販売モデルでは、ストレージにSSD 512GBのほか、SSD 256GB+HDD 750GBの2台構成機種などを用意する。

左向き
正面
右向き
光学ドライブのトレイオープン時
背面部分

(中村 真司)