レノボ、最薄20.9mmの12.5型モバイル「ThinkPad Edge E220s」

ThinkPad Edge E220s

6月1日 発売
価格:147,000円~159,600円



 レノボ・ジャパン株式会社は、最薄部20.9mmを実現したモバイルノートPC「ThinkPad Edge E220s」を6月1日より発売する。

 ベーシックなラインナップとして位置づけられているThinkPad Edgeにおいて、シリーズ最軽量を実現したモバイルノート。最薄部で20.9mmと、ThinkPad史上最薄の「ThinkPad X1」(16.5mm)に迫る薄さとした。

 また、暗所などでもキーボードを照らすことで操作性を向上させる「ThinkLight」をEdgeシリーズで初めて標準搭載。液晶は、開いたときに本体背面にロールダウンするヒンジ構造を採用し、開いたときの高さを抑えた。また、ベゼル部とLCDの境をなくし、全体をガラスで覆うインフィニティ・ガラスを採用した。

 このほか、Web会議などにおいて声のみを拾い上げ周囲の雑音を抑える機能、十分な環境光が得られない状態でも画像をクリアに写せるWebカメラ、Windows 7の起動やシャットダウンを高速化する「Lenovo Enhanced Experience 2.0 for Windows 7」などに対応する。CPUとメモリ、OSの違いで2モデルが用意される。

 上位の「50384FJ」は、CPUにCore i7-2617M(1.50GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、OSにWindows 7 Professional(SP1/64bit)を搭載し、価格は159,600円。

 下位の「50384GJ」は、CPUにCore i5-2537M(1.40GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ2GB、OSにWindows 7 Professional(SP1/32bit)を搭載し、価格は147,000円。

 そのほかの仕様は共通で、チップセットにIntel HM65 Express、320GB HDD、1,366×768ドット表示対応12.5型ワイドLEDバックライト付き液晶ディスプレイなどを搭載する。

 インターフェイスは、SDカード対応スロット、USB 2.0×3(うち1基はPowered USB/eSATA兼用)、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11a/b/g/n対応無線LAN、WiMAX、Bluetooth 3.0、720p Webカメラ、音声入出力などを備える。

【6月1日訂正】記事初出時、ExpressCard/34スロットを搭載するとしておりましたが、レノボより訂正され、実際は搭載しておりません。お詫びして訂正します。

 バッテリは8セルリチウムポリマーで、駆動時間は約6.2時間。本体サイズは313×213.5×20.9~21.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.58kg。


(2011年 5月 31日)

[Reported by 劉 尭]