日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は、個人向けノートPCのハイエンドモデル「ENVY17-2000」の量販店モデルを発表した。従来は、HPの直販のみとなっていた。
価格はオープンプライスで、店頭予想価格は17万円前後。発売は5月中旬を予定している。
ENVY17-2000は個人市場向けとしては最上位機種にあたり、金属製シャーシの骨格に、アルミニウム製のトップカバーとパームレストを備える。
量販店モデルも独立したGPUや、RAID 0構成のHDDを搭載するなど充実した仕様となっている。
主な仕様は、Core i7-2630QM(2GHz)、AMD Radeon HD 6850 GPU、4GBメモリ、1TB×2 RAID 0 HDD、スロットイン式BD-ROMドライブ、1,920×1,080ドットのフルHD対応17.3型ワイド液晶ディスプレイなど。
インターフェイスはUSB 3.0、Mini DisplayPort、HDMI、ミニD-Sub15ピン、IEEE 802.11a/b/g/n、Bluetooth、5in1メディアスロットなど。外付けディスプレイ端子が多く、GPUのAMD Eyefinity機能を使用して、最大3台のディスプレイが外付けできる。
OSはWindows 7 Home Premium(64bit)。アプリケーションはAdobe Photoshop Elements 9/Premiere Elements 9が標準搭載され、Microsoft Office Personal 2010は搭載されない。
●15.6型プレミアムノート「dv6-6000」「dv6-6000 Premium Line」 |
dv6-6000にも量販店モデルが追加された。dv6-6000は、2系統あるが、上位のPremium Lineのみが店頭販売となる。CPUがCore i5になる以外は、直販モデルに準じた仕様となっている。
価格はオープンプライスで、店頭予想価格は11万円前後。発売は5月中旬の予定。
主な仕様は、Core i5-2520M(2.5GHz)、Intel HM65 Expressチップセット、4GBメモリ、Radeon HD 6770 GPU、640GB HDD、Blu-ray Discドライブ、1,366×768ドット表示対応15.6型ワイド液晶ディスプレイ、Windows 7 Home Premium(64bit)などを搭載する。
インターフェイスは、SDカードスロット、USB 3.0×2、USB 2.0×2、Gigabit Ethernet、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、IEEE 802.11b/g/n無線LANなどで、Bluetoothも標準装備される。
(2011年 4月 15日)
[Reported by 伊達 浩二]