株式会社東芝は、ネットブックの2010年秋冬モデル「dynabook N300」を12月10日より発売する。価格はオープンプライス、店頭予想価格は7万円前後の見込み。本体色はカカオブラウン、ライムグリーン、パッションオレンジの3色が用意される。
今回から現行の命名ルールになり、「dynabook UX」シリーズからdynabook N300シリーズとなった。新製品は筐体を一新し、CPUにデュアルコアのAtom N550を搭載したほか、音回りを強化した。
【お詫びと訂正】初出時、シリーズ名を誤って記載しておりました。お詫びして訂正いたします。
harman/kardonスピーカーの搭載はネットブックとして初めて。また、Dolbyアドバンストオーディオ、MaxxAudio3でエフェクトを強化した。これらにより、同社のメインストリームノートPCクラスのサウンド環境となった。「東芝スリープユーティリティ」を使うと、電源OFFの状態でharman/kardonスピーカー(ライン入力)やUSB充電を利用可能。携帯音楽プレーヤーなどを接続してドックのように運用できる。
主な仕様は、Atom N550(1.50GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ1GB(最大2GB)、HDD 250GB、Intel NM10 Expressチップセット、1,024×600ドット表示対応10.1型ワイド液晶、Windows 7 Starter、Office Personal 2010(2年間ライセンス版)を搭載。
インターフェイスはUSB 2.0×3、Ethernet、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、WiMAX、ミニD-Sub15ピン、SDカードスロット、30万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。
バッテリ駆動時間は約3.6時間。オプションで約9時間駆動の「バッテリパック62Y」(重量+160g)が用意される。
本体サイズは約262×190×16.6~36.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.2kg。
カカオブラウン | ライムグリーン | パッションオレンジ |
(2010年 12月 6日)
[Reported by 山田 幸治]