東芝、Core i3-330UM/Celeron U3400になったネットノート
~ネットブックもDDR3化

dynabook MX
(プレシャスブラック)

6月下旬 発売
価格:オープンプライス



 株式会社東芝は、個人向けノートPC「dynabook」シリーズの夏モデルを6月下旬より発売する。価格はすべてオープンプライス。

 本記事では、ネットノート「MX」シリーズと、ネットブック「UX」シリーズを紹介する。メインストリーム向けの「Qosmio V」、「TV」、「TX」、「EX」については別記事を参照されたい。

●dynabook MX

 低消費電力CPUを採用した薄型軽量の「dynabook MX」シリーズは、春モデルからCalpellaベースのプラットフォームに刷新して性能向上を図るとともに、13.3型液晶モデルを廃し、11.6型ワイド液晶に統一した。

 上位の「MX/36M」シリーズの主な仕様は、CPUにCore i3-330UM(1.20GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ2GB、Intel HM55 Expressチップセット、320GB HDD、1,366×768ドット表示対応11.6型ワイド液晶ディスプレイ、OSにWindows 7 Home Premium(32bit)、Office Personal 2010などを搭載し、店頭予想価格は11万円前後の見込み。

 下位の「MX/34M」シリーズは、上記からCPUをCeleron U3400(1.06GHz、ビデオ機能内蔵)に変更し、店頭予想価格は9万円前後の見込み。

アイアンレッドリュクスホワイト

 そのほかの仕様はほぼ共通で、インターフェイスはUSB 2.0×3(うち1基はeSATA兼用)、HDMI出力、Ethernet、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、WiMAX、Webカメラ、音声入出力などを備える。

 バッテリ駆動時間は約6.4時間。本体サイズは約284×202.8×17.6~26.2mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.48kg。レーザーマウスが付属する。本体色はプレシャスブラック(型番末尾:BL)、アイアンレッド(RD)、リュクスホワイト(WH)の3種類が用意される。

プレシャスブラックの天板アイアンレッドの天板リュクスホワイトの天板

●dynabook UX

 Atom搭載のネットブック「dynabook UX」シリーズは、春モデルから搭載CPUをAtom N455(1.66GHz、ビデオ機能内蔵)に強化。それに伴いメモリがDDR2からDDR3に変更された。店頭予想価格は6万円台半ば。

 主な仕様は、CPUにAtom N455、メモリ1GB、Intel NM10 Expressチップセット、250GB HDD、1,024×600ドット(WSVGA)表示対応10.1型LEDバックライト液晶、OSにWindows 7 Starter(32bit)、Office Personal 2010 2年間ライセンス版などを搭載する。

 インターフェイスは、SDカードスロット、USB 2.0×3、Ethernet、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、WiMAX、Webカメラ、音声入出力などを備える。

 バッテリ駆動時間は約3.6時間。本体サイズは約266×192.3×24.2~30.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.18kg。本体色はスノーホワイト(WH)、コスミックブラック(BL)、モカブラウン(BR)、デニムブルー(BU)の4種類が用意される。

dynabook UX(スノーホワイト)
コスミックブラック
モカブラウン
デニムブルー

(2010年 6月 14日)

[Reported by 劉 尭]