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デル、5年ぶり復活の「Alienware Area-51」。Core UltraとGeForce RTX 50搭載
2025年2月18日 18:23
デル・テクノロジーズは、CPUにCore Ultraシリーズ2、GPUにBlackwellアーキテクチャのGeForce RTX 50シリーズを備え、5年ぶりの復活となるハイエンドゲーミングデスクトップPC「Alienware Area-51 Gaming Desktop」を26日に発売する。
Alienware史上もっとも冷却性と静音性に優れ、最高性能を発揮するデスクトップとして回帰。大口径になったファンや幅広い水冷オプション、正圧エアフロー設計などを組み合わせ、最高クラスの熱対策を提供する。
フルスピード時は従来機種と比較してプロセッサ温度を最大13%低減し、長時間のゲームプレイでも過去3年間に発売した製品と比較して、最大2.4%低いグラフィックス温度で、最大50%高い性能を発揮し、静音性も最大45%向上したという。また、前面/上部/底面の3カ所に取り外し可能な一体型フィルタを装備する。
また、DIY向けに14フェーズの電源回路を備えたATXマザーボードを採用し、側面は耐熱耐傷ガラスで内部が見えるようになっている。電源は1,500Wタイプで、300Wを超えるCPUや600WのGPUに対応。カードホルダーも備え、異なるサイズの拡張カードを搭載可能で、最長450mmまで対応できる。
システム内でアップデート頻度が高いパーツにはQRコードを備え、メンテナンスやカスタマイズ方法の手順を紹介したビデオガイドにアクセスできるようになっている。
構成例として、CPUにCore Ultra 7 265K、メモリ16GB、ストレージに1TB SSD、GeForce RTX 5080ビデオカード、240mm水冷CPUクーラーなどを搭載し、価格は79万8,900円。
Core Ultra 9 285K、メモリ64GB、ストレージに8TB SSD、GeForce RTX 5090ビデオカード、360mm水冷CPUクーラーなどを搭載した構成は124万8,900円。
なお、SSDは2TBまでPCIe 5.0対応のSSDが選択できるようになっており、4TB以上はPCIe 4.0対応となる。拡張ベイは2.5インチシャドウが2基、3.5インチシャドウが1基。インターフェイスは、Thunderbolt 4、USB 3.2 Gen 2 Type-C 3基、USB 3.2 Gen 1 3基、USB 2.0、2.5Gigabit Ethernet、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、音声入出力などを備える。
本体サイズは231.6×610.5×569mm、重量は最大34.5kg。
Alienware Auroraも投入
このほか、ミニマルデザインのAlienware Auroraも同時発売する。
構成例として、Core Ultra 265F、メモリ16GB、ストレージに1TB SSD、GeForce RTX 4060ビデオカード、空冷CPUクーラーなどを搭載し、価格は28万3,900円。
上位モデルは、Core Ultra 9 285K、メモリ64GB、ストレージに8TB SSD、GeForce RTX 5080ビデオカード、240mm水冷クーラーなどを搭載し、価格は61万5,000円。
インターフェイスは、USB4(20Gbps)、USB 3.2 Gen 2 Type-C 2基、USB 3.2 Gen 1 5基、USB 2.0 2基、2.5Gigabit Ethernet、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3、音声入出力などを搭載する。
本体サイズは197×458.4×418mm、重量は最大15.37kg。