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富士通、Z世代向け13.3型ノート「Note C」。848gの軽量Copilot+ PCも
2025年1月16日 11:00
富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は、ノートPCの新製品として、13.3型「Note C」シリーズ、14型「Note U」シリーズの2025年春モデルを17日に発売する。
同社は、本モデルよりブランドおよびシリーズ名を刷新しており、ノートPCブランドは一部モデルを除き、従来の「LIFEBOOK」から「Note」に変更するほか、シリーズ名は従来の「UH」や「FH」から「U」や「F」と、Hを除いた名称となる。
Note Cシリーズ
Note Cシリーズは、2022年10月からコンセプトの検討を開始し、同社のZ世代社員が中心となって開発を担当しているZ世代向けノートPCの新シリーズ。200名以上のZ世代にヒアリングを実施し、同世代に好適なデザインや機能を備えたという。13.3型「FMV CZ-K1」を用意し、実売予想価格は20万円弱の見込み。
筐体はアルミ削り出しで、画面際までガラスをまとったノイズレスなデザインを採用する。ファンレス設計で排気口を無くし、ネジ穴を極小にしたほか、全体の凹凸を減らしてクリーンに仕上げることで、機械的な印象を無くした造形となっている。
カラーはエクルベージュ、ミストグリーン、スモークグレーのバイカラー3色を展開する。本体サイズはZ世代が直感的に分かりやすいA4サイズの、297×210×13.9mm。重量は約1,187gと軽量で、満員電車での圧迫や机からの落下にも耐えられる堅牢性も備えるという。
Z世代向けのAI機能として、1クリックで資料作成に便利な画面キャプチャ/最前面固定/クリップボード/ファイル検索の4機能を呼び出せる新機能「Float Access」、AI機能を追加した自動メイクアップアプリ「Umore」、自動キャプチャアプリ「Quick Capture」などを備える。
主な仕様は、Core Ultra 5 134U、16GBメモリ、約256GB NVMe SSD(PCIe 4.0対応)、WUXGA(1,920×1,200ドット)ディスプレイ、Windows 11 Homeなど。
インターフェイスは、USB 3.2 Gen 2 Type-C 2基、Wi-Fi 7、Bluetooth、フルHD Webカメラ(Windows Hello対応)、音声入出力などを備える。バッテリ駆動時間は約13.9時間。
同社は、カスタムメイドモデル「WC1-K1」も16日に受注開始し、1月下旬に発売する。
Note Uシリーズ
超軽量Copilot+ PCを展開する新シリーズのNote Uからは、CPUにCore Ultra 7 248Vを搭載したCopilot+ PC準拠の14型ノート「FMV UA-K1」を用意し、実売予想価格は30万円弱の見込み。
重量は約848gと軽量で、機能としてFloat AccessやUmoreなどを備える。主な仕様は、32GBメモリ、約512GB NVMe SSD(PCIe 4.0対応)、WUXGA(1,920×1,200ドット)非光沢ディスプレイ、Windows 11 Homeなど。
インターフェイスは、Thunderbolt 4 2基、USB 3.2 Gen 1 2基、HDMI、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、Gigabit Ethernet、約207万画素Webカメラ(Windows Hello対応)、microSDカードスロット、音声入出力などを備える。
カラーはピクトブラックを用意する。本体サイズは308×209×15.8〜17.3mm、バッテリ駆動時間は約15.5時間。同社は、カスタムメイドモデル「WU1-K1」も16日に受注開始し、1月下旬に発売する。