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Chromeに性能のボトルネックを特定/解消する機能

Performance Detection

 Googleは29日、WebブラウザGoogle Chromeの新機能として、パフォーマンス上の問題を特定して解決する機能「Performance Detection」を発表した。

 Pefmormance Detectionは、現在のタブの高速化するために、余分なリソースを使っているタブを非アクティブ化するなど、性能上のボトルネックとなっている問題を特定し、解決を助ける機能。問題が見つかると通知され、ユーザーはFix Now(今すぐ修正)のボタンクリックするだけでChromeの高速化を図れる。

 また、非アクティブなタブのメモリを解放する「Memory Saver」機能では、新たに3つの動作モードを追加。システムの要求にあわせて非アクティブ化するModerate、ユーザーの使い方とシステム要求の両方を考慮するBalanced、よりすばやく非アクティブ化するMaximumを用意しており、ユーザーが自身に最適なモードを選べる。

 そのほか、常にアクティブ状態を維持するWebサイトを指定したり、非アクティブなタブのビジュアルインジケータやホバーカードのメモリ使用量の表示を切り替えたりできる機能も加わる。