ZOTACの7型ハンドヘルドゲーミングPC「ZONE」がついに登場

ZONE

　ZOTACは19日(香港時間)、Ryzen 7 8840Uを搭載した7型ハンドヘルドゲーミングPC「ZONE」を発表した。一部地域ではすでに予約受付を開始している。日本での取り扱いについては現時点で不明。

　ZONEは、同社初となるハンドヘルドタイプのゲーミングPC。COMPUTEX 2024にて開発中の試作機が展示されていたが、今回製品版となって市場に投入されるかたち。

　CPUにRyzen 7 8840U、メモリに16GB LPDDR5X-7500、ストレージに512GB M.2 NVMe SSD(PCIe 4.0対応)を搭載。AAAタイトルも1080p解像度でプレイ可能なほか、AMDのFluid Motion FramesやFidelityFX Super Resolutionといった技術を活用することで、さらにゲーム性能を高められるとしている。

　ディスプレイは7型フルHD(1,920×1,080ドット)のAMOLEDを採用し、深い黒色表現や広色域に対応。リフレッシュレートは120Hz、最大輝度は800cd/平方mとなっており、滑らかで没入感の高い映像を表示できるとする。

　また、ホール効果センサー採用のトリガーおよびアナログスティック、2段階の深さ調整が可能なトリガー、アナログスティック周囲のラジアルダイヤルなど、コントローラ部にもこだわっており、トラックパッドも左右に1つずつ備えている。

　筐体は長時間の連続で使っても快適に持ち続けられるエルゴノミクスデザインを採用。OSはWindows 11 Homeとなる。

　インターフェイスは、USB4×2、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、100万画素Webカメラ(Windows Hello対応)、電源ボタン一体型指紋認証センサー、microSDカードスロット(UHS-II対応)、音声入出力などを装備。

　本体サイズは310×135×40mm、重量は692g。バッテリ容量は48.5Wh。