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EIZO、大画面ながらスリム筐体で設置しやすい42.5型4Kモニター

FlexScan EV4340X

 EIZO株式会社は、FlexScanシリーズ最大サイズとなる42.5型4Kモニター「FlexScan EV4340X」を28日に発売する。実売予想価格は18万7,000円前後の見込み。

 FlexScan EV4340Xは、4K(3,840×2,160ドット)表示対応の非光沢IPSパネルを搭載した42.5型ビジネス向けモニター。同社はこれまで37.5型を最大モデルとして販売してきたが、より大画面を求める声を受け本製品を投入した。

 標準的なオフィスデスクに設置できる最大サイズのモニターを目指して設計されており、大画面ながら96.6×22.5cm(幅×奥行き)のスリムな筐体を採用する。金融機関のディーリング業務やプログラミングなどの膨大な情報を一覧表示したいユーザーや、会議室での利用に好適とする。

利用イメージ

 ブルーライトカットやフリッカーフリー機能を搭載し、PBP/PIP機能や明るさの自動調節機能も備える。専用ソフトウェア「SCREEN INSTYLE」により、好みの表示設定を保存できる「マイカラー設定」や画面分割機能にも対応する。

 映像入力およびUSB PD 94W出力に対応するUSB 3.0 Type-Cポートを備えるほか、USB 3.0 Type-CとUSB 3.0×2の計3ポートのハブ機能や有線LANポートも装備する。

PBP/PIP機能をサポートする

 主な仕様は、表示色数が約1,677万色、輝度が350cd/平方m、コントラスト比が1,000:1、視野角が上下/左右ともに178度。インターフェイスは、DisplayPort、HDMI×2、USB 3.0 Type-C×2、USB 3.0×2、Gigabit Ethernet、音声出力などを備えるほか、4W+4Wのスピーカーも内蔵する。

 カラーはホワイトとブラックの2色を展開する。本体サイズは966.8×225.2×631mm、重量は約15.9kg。100×100mmおよび200×200mmのVESAマウントにも対応するほか、5年間の保証も付帯する。音量や輝度調節などができ、複数台の一括操作も可能なリモコンも付属する。

ホワイトモデル背面
ブラックモデル背面
リモコンを付属する