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EIZO、初のWebカメラ/マイク搭載34.1型UWQHD湾曲モニター

FlexScan EV3450XC

 EIZO株式会社は、同社初のWebカメラとマイクを内蔵した34.1型UWQHD湾曲モニター「FlexScan EV3450XC」を28日に発売する。実売予想価格は16万2,800円前後の見込み。

 FlexScan EV3450XCは、UWQHD(3,440×1,440ドット)表示対応で湾曲率が3,800Rの非光沢IPSパネルを搭載した34.1型ビジネス向け湾曲モニター。同社は2020年に37.5型湾曲モニター「FlexScan EV3895」を発売しており、ビジネス向け湾曲モニターに対する需要を受け、より省スペースで設置しやすいモデルを追加したという。

 本製品は同社モニターとして初めて、Web会議向けにWebカメラやマイクを上部ベゼルに内蔵する。Webカメラは500万画素でWindows Helloの顔認証に対応し、マイクはノイズキャンセリングおよびエコーキャンセリング機能を搭載する。

Webカメラやマイクを上部ベゼルに搭載する
Webカメラはプライバシーシャッターも備える

 モニターはブルーライトカットやフリッカーフリー機能のほか、PBP機能や明るさの自動調節機能も備える。専用ソフトウェア「SCREEN INSTYLE」により、好みの表示設定を保存できる「マイカラー設定」や画面分割機能にも対応する。

 映像入力およびUSB PD 94W出力に対応するUSB 3.0 Type-Cポートを備えるほか、USB 3.0 Type-CとUSB 3.0×2の計3ポートのハブ機能や有線LANポートも搭載する。

USBハブ機能も

 主な仕様は、表示色数が約1,677万色、輝度が300cd/平方m、コントラスト比が1,000:1、視野角が上下/左右ともに178度。インターフェイスは、DisplayPort、HDMI×2、USB 3.0 Type-C×2、USB 3.0×2、Gigabit Ethernet、音声出力などを備えるほか、4W+4Wのスピーカーも内蔵する。

 カラーはホワイトとブラックの2色を展開する。本体サイズは819.5×242~250×414.5~609.5mm、重量は約12.1kg。スタンドは-5~35度のチルト、90度のスイベル、195mmの高さ調節をサポートする。100×100mmのVESAマウントにも対応するほか、5年間保証や6カ月の無輝点保証も付帯する。

スタンド部分
195mmの高さ調節に対応する
ホワイトモデル
ブラックモデル