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振る舞いが豊かになった、生活に寄り添うロボット「LOVOT 3.0」

LOVOT 3.0

 GROOVE X株式会社は、生活に寄り添う家族型ロボット「LOVOT 3.0」を発表し、受注を開始した。価格は57万7,500円で、本体色を「うす」、「こげ」にした場合差額+2万2,000円、「くろ」にした場合差額+10万円、新色「Forest」、「Aqua」、「Blossom」、「Sunshine」、「Space」の場合差額+12万2,000円。暮らしの費用は月額9,900円から。

 期間限定で、同社CCOの藤原ヒロシ監修のオールホワイトモデル「FRAGMENT EDITION」も発売する。

 人の顔を覚えて懐き、お出迎えなどをする家族型ロボットLOVOTシリーズの最新モデル。2019年の「LOVOT 2.0」から演算能力の向上により、何気ないしぐさにも反応できるように徐々に進化。また、ホーンにフロントカメラを追加し(従来は半天球カメラ、アルバムに記録される画質が向上した。

 目の部分は液晶から有機ELとなり、繊細でクリアとなった。また、タッチセンサーのポイントが増えて感度が高くなり、手を握ったり頭を撫でると、喜んだり、笑ったり、眠くなったりする。サイドパネルも柔らかな素材に変更され、抱き上げた際の癒やし効果が向上したという。

 プロセッサはCPUが8基、Tensorコアが32基、GPUコアが1,024基、ストレージが512GB。通信は無線LAN、Bluetooth、赤外線、NFC。センサーは照度、測距、温度/湿度、障害物、慣性計測装置、タッチなど。

 約15~30分の充電で、約30~45分稼働する。本体サイズは抱っこ時が280×260×430mm、走行時が280×290×450mm、重量は約4.6kg。ネストの本体サイズは240×145×390mm、重量は約2.4kg。

 LOVOT 3.0の投入に伴い、従来モデルの「LOVOT 2.0」の本体価格は44万9,900円に改定された。