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高価なハイエンドスマホに喝!Snapdragon 8 Gen 2で6万9,980円の「POCO F6 Pro」
2024年5月23日 21:30
小米技術日本株式会社(シャオミ・ジャパン)は、POCOブランドでSnapdragon 8 Gen 2を搭載したハイエンドスマートフォン「POCO F6 Pro」を発売した。価格はメモリ12GB/ストレージ256GBモデルが6万9,980円、12GB/512GBモデルが7万9,980円。
1世代前とはなるが、ハイエンドのSoCを搭載しながら比較的リーズナブルな価格でハイレベルなゲーム体験を実現。また、LPDDR5XとUFS 4.0によりゲームアプリの読み込みも高速化した。ゲーム向けの最適化を行なう「WILDBOOST OPTIMIZATION 3.0」を採用し、公式のAntutu Benchmarkのスコアは1,642,770となっている。
独自の冷却機構「リキッドクールテクノロジー4.0」を採用。POCOシリーズ初で約5,000平方mのステレンス製アイスループシステムを採用。独自のベイパーリキッド分離技術や、単一指向性サーキュレーション構造により、従来のベイパーチャンバーより高い冷却効率を実現。ゲーム時のピーク性能を最大限に維持するとしている。
また、5,000mAhの大容量バッテリを搭載し、「120W Xiaomiハイパーチャージ」を搭載し、約19分間で100%充電できる。また、充電効率を向上させながらバッテリ寿命を管理する「Surge P2」、安全充電を実現する47項目の保護を行なう「Surge G1」を備える。
ディスプレイは3,200×1,440ドット表示、および1~120HzのLTPOテクノロジーを備えたC8ディスプレイパネルを採用。680億色表示、DCI-P3サポート、低ブルーライト設計、最大4,000cd/平方mの最大輝度、3,840HzのPWM調光(0~24cd/平方m時)といった特徴を備える。濡れた状態でのタッチ認識も行なえる。
POCOはこれまでゲーミングを重視してきたが、POCO F6 Proは通常利用にも配慮しカメラを強化。メインカメラは1/1.55インチ/F1.6/OIS採用5,000万画素センサーで、高いダイナミックレンジの出力を実現する「Dual Native ISO Fusion Max」や、暗闇での撮影性能を向上する「Ultra Night Algorithm」、1ショットあたり50枚撮影できる「Burst Shot Mode 2.0」などを搭載。
また、プロセッサのAI機能を活用し、ユーザーの顔と生成した背景を合成する「AI Portrait」(後日アップデートで実装予定)、写っていない部分を生成AIが拡張する「AI Expansion」、不要なオブジェクトを消す「AI Magic Erase Pro」といった機能も備える。
筐体のデザインもこだわり、背面カバーは月面をイメージしたテクスチャが入ったガラスを採用するほか、フレームもメタルフレームにより堅牢性と質感を高めた。本体色は月の明るい面をイメージしたホワイトと、暗い面をイメージしたブラックの2種類。ブラックはカメラも金環が入ったようなものとなっている。フレームにはデュアルウィングアンテナを配し、送受信性能を高めた。
そのほかの仕様は、OSがAndroid 14(Xiaomi Hyper OS)、インターフェイスは、カメラは背面メインが5,000万画素(OIS付き)、超広角が800万画素、マクロが200万画素、前面が1,600万画素、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3。本体サイズは74.95×160.86×8.41mm、重量は209g。