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最新のAI声質変換技術を採用したボイチェン「Voidol3R」
2024年4月26日 11:15
クリムゾンテクノロジー株式会社は、最新のAI声質変換方式のRVC(Retrieval-based-Voice-Conversion)をベースに、独自開発の変換エンジンを搭載したボイスチェンジャー「Voidol3R」を発売した。5月3日までの価格は通常版が2万6,730円、Voidol2からのアップグレード版が1万6,830円。
なお、Voidol3からのアップグレードは無料となっている。このため購入ページなどはVoidol3と表記されているが、Voidol3を起動すると自動でVoidol3Rのダウンロードページが案内される。
推奨動作環境はOSがWindows 10 64bit以上、CPUがCore i7-9750H以上、メモリが16GB以上、ストレージ容量が10GB以上、GPUがGeForce GTX 1650(4GB)以上となっている。なお、RVCモードの起動にはNVIDIAのビデオカードが必須。また、macOSは非対応となった。
Voidol3では、特定キャラクターへのリアルタイム声質変換を実現するAIモードと、上下3オクターブに渡るピッチ変化やフォルマント変化を自由に設定できるSYNTHモードの2つの変換モードを連結させることができたが、Voidol3Rでは新たにRVCをベースとした独自エンジンにより、より高精度かつ自然な声質変換を実現した。
RVCモード用のボイスモデルとして、女性キャラクターの「音宮いろは」と男性キャラクター「奏ミナト」を初期搭載し、AI声質変換を購入後すぐに体験できる。また、RVCモード用ボイスモデルは今後順次追加販売予定。同社製以外の汎用RVCボイスモデルも再生できる。