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デル、内部構造見直しでコンパクトになった16型ゲーミングノートなど2機種

Alienware m16 R2

 デル・テクノロジーズ株式会社は、Core Ultra搭載の新型ゲーミングノート「Alienware m16 R2」および「Alienware x16 R2」を3月上旬に国内発売する。価格はどちらも未定。

Alienware m16 R2

 Alienware m16 R2は、最大でCore Ultra 9 185H、GeForce RTX 4070 Laptop GPUなどを搭載できる16型ゲーミングノート。高負荷なゲームやタスクに対応できる高い性能とともに、さまざまなシーンで使えるデザイン性を兼ね備えたとする。

 従来モデルから冷却システムを大幅に刷新。内部コンポーネントの配置を見なおしたことでエアフロー効率を43%高めるとともに、占有スペースを縮小することで、ヒンジ後方の出っ張りを排除。奥行きを14%、フットプリントを15%削減した。

 また、Alienwareシリーズ初となるステルスモードを導入。ホットキー(F2)を押すことで、パフォーマンスモードと静音モードを切り替えられるもので、前者はフルパワーを発揮できる一方、後者は静音性や低消費電力を重視した動作となり、LEDライティングも白色のキーボードバックライトのみへと変わる。ゲーム以外の利用シーンにも柔軟に対応できるとする。

 そのほか、ディスプレイはWQXGA(2,560×1,600ドット)表示対応で、最大240HzのリフレッシュレートやDolby Visionなどをサポート。2基のM.2スロットによる最大8TB SSDや、35分で最大80%の充電が可能なExpress Charge 2.0なども特徴としている。

 主な仕様は、Core Ultra 7 155H/9 185H、16GB/32GB/64GBメモリ、1TB~8TB PCIe 4.0 SSD、GeForce RTX 4050/4060/4070 Laptop GPU、16型WQXGA/240Hz対応ディスプレイ、Windows 11 Home/Proなどを搭載。

 インターフェイスは、Thunderbolt 4、USB 3.1 Type-C、USB 3.0×2、2.5Gigabit Ethernet、Wi-Fi、HDMI 2.1、フルHD Webカメラ(Windows Hello対応)、microSDカードスロット、音声入出力などを備える。

 本体サイズは363.9×249.4×23.5mm、最大重量は2.61kg。

背面

Alienware x16 R2

Alienware x16 R2

 Alienware x16 R2は、最大でCore Ultra 9とGeForce RTX 4090 Laptop GPUも搭載可能な16型ゲーミングノート。12フェーズ電圧レギュレータも内蔵し、CPUとGPUで合計最大220Wのパワーを実現しており、長高負荷なゲームでも余裕を持ってプレイできるとする。

 冷却システムには、フィンとの接触面積を最大化するフラットエンドヒートパイプをシリーズ初採用。加えて、GeForce RTX 4080 Laptop GPU以上を搭載するモデルでは、エレメント31およびベイパーチャンバーを採用し、放熱性能をさらに引き上げている。

 ディスプレイには最大240Hz表示対応のWQXGAパネルを採用。DCI-P3を100%カバーしており、Dolby Visionもサポートする。そのほかキーボードや本体背面などに加え、タッチパッドにもRGB LEDイルミネーションを搭載する点も特徴。

 主な仕様は、Core Ultra 7 155H/9 185H、16GB/32GBメモリ、1TB~4TB PCIe 4.0 SSD、GeForce RTX 4060/4070/4080/4090 Laptop GPU、16型WQXGA/240Hz対応ディスプレイ、Windows 11 Home/Proなどを搭載。

 インターフェイスは、Thunderbolt 4、USB 3.1 Type-C、USB 3.0×2、2.5Gigabit Ethernet、Wi-Fi、HDMI 2.1、Mini DisplayPort 1.4、フルHD Webカメラ(Windows Hello対応)、microSDカードスロット、音声入出力などを備える。

 本体サイズは364.74×289.81×18.57mm、最大重量は2.72kg。

背面