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Intel、安価なデスクトップ向け第14世代Core。ノートPC向けにCore U シリーズ1を展開
2024年1月9日 08:00
IntelはCES 2024の開幕前日となる1月8日(現地時間)に報道発表を行ない、インテルCoreデスクトップ・プロセッサー(第14世代)の追加モデルを発表した。
Intelは2023年10月に第14世代Coreを発表し、いわゆるK SKU(ケイスキュー)と呼ばれる、オーバークロック時の倍率ロックがかかっていないバージョンのみが発売されていた。今回はKがつかないメインストリーム向けのSKUが追加された。
TDPは65W、60W、58W、46W、35Wがあり、Intel N100やN200などとは逆に、EコアがなくPコアのみというSKU(i3-14100T、Intel Processor 300T)も用意されている。
また、新しいブランドスキームに対応した「Core Uシリーズ1」も発表した。
Intelは開発コードネームMeteor Lake世代から、第xx世代Coreという呼び方をやめ、最新の製品を「Core Ultra」、1世代前の製品を「Core」として展開していくと発表している。なお、デスクトップPC向けと、ゲーミングPC向けには「Core(第14世代)」という呼ばれ方がされているが、これは移行期の暫定的な呼び方で、今後はCore UltraとCoreという2段階のブランドに切り替えられていき、第xx世代という呼び方はなくなっていく。
今回発表されたCore Uシリーズ1は、そうしたブランド戦略に沿うもので、従来の第13世代Coreとして使われていたCPUをリフレッシュした製品となる。基本的には第13世代に利用されていたCPUダイが転用されるが、製造時の最適化などが行なわれており、クロック周波数が少し引き上げられている。
従来の第13世代Core Uシリーズと同じように、2コア(Pコア)+8コア(Eコア)という組み合わせになっており、Core 7 150U、Core 5 120U、Core 100Uという3つのSKUが用意される。いずれもTDPは15Wで、薄型軽量ノートPC向けの製品となる。
IntelによればCore Uシリーズ1を搭載したシステムは第1四半期に投入される見通し。