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G7知財庁長官級会談がメタバース空間「cluster」で開催

メタバース厳島神社での記念撮影

 クラスター株式会社は、メタバースプラットフォーム「cluster」上で15日開催された「G7知財庁長官級会談」について、ワールド制作と運営協力を行なったと発表した。

 日本国特許庁(JPO)主催で開催された同会議では、包括性、多様性を広げるための知財普及啓発活動、メタバースなどを含むデジタル領域における知財課題についての議論、G7知財庁による共同声明の採択が行なわれた。

 同会談では「ミーティングエリア」、「厳島神社エリア」の2エリアをクラスターが制作。ミーティングエリアは、机の中央にミニチュアの富士山を配したほか、壁の「知財」と書かれた掛け軸、手元のお茶菓子などから「細かに日本を感じられる要素」をあしらった。厳島神社エリアは2023年の「G7サミット」開催地である同地を再現したもので、細かなディティールにこだわって制作したという。

 会談の最後には各国の知財庁長官級が手を差し伸べて握手を求めるなど、オンライン会議とは異なる「メタバース空間ならではの体験」があったという。

会談の様子