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Googleのアプリストアは反トラスト法に抵触。Epicとの裁判で判決

 米連邦裁判所は11日(米国時間)、Epic GamesがGoogleを相手取って起こしていた訴訟について、アプリストアやアプリ内課金などを違法に独占をしているとして、Googleが反トラスト法に抵触するとの判決を下した。

 訴訟では、Googleが同社のPlayストアに代わるアプリストアを排除するような動きを取ったり、開発者に対して30%の手数料を課したりすることで、不法に市場の独占を図っていると指摘していた。

 Epic Gamesでは今回の判決について、Googleの数十年に渡る反競争的な行為を正すための新たな一歩になるだろうとしている。

 なお、アプリストアやアプリ内課金に関してEpic Gamesでは、Appleに対しても反トラスト法に違反しているとして訴訟を起こしていたが、こちらは4月の控訴審でApple側の主張が認められるかたちとなった。