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Windows 10向けのCopilot in Windowsがリリースプレビューチャネルで提供開始

 Microsoftは11月20日(現地時間)、Copilot in Windowsを含むWindows 10機能アップデート「22H2 Build 19045.3757」(KB5032278)をInsiderのリリースプレビューチャネル向けに提供開始した。今回のアップデート対象はHomeおよびPro版。EnterpriseやEducation版についても近日中に提供予定としている。

 16日付けのWindows Insider Blogにおいて「近日中に提供開始」としていた更新。適用すると、Windows 10で「Copilot in Windows」が利用可能になる。Copilotボタンの初期表示位置はタスクバーの右端。機能はWindows 11のCopilotとほぼ同等で、GPTベースのチャット機能や対話型の設定変更などが行なえる。

 既知の問題点としては、タスクバーを画面の右端もしくは左端に配置している場合(タスクバーを垂直に配置している場合)にCopilotを利用できない、Copilot経由で「更新」を行なった場合にCopilotとEdgeのクラッシュを伴う形で不安定になる場合がある、Copilotのアイコンがプライマリモニターにだけ表示されることを挙げている。

 ちなみに記事執筆時点でWindows 10 22H2のサポート終了時期は2025年10月14日の予定。長くCopilotを使い続けたい場合は、Windows 11への移行は避けられない。