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「Google Pixel Watch 2」は常時表示で24時間駆動。センサー強化で風邪発症も検知

Google Pixel Watch 2

 米Googleは4日、新スマートウォッチ「Google Pixel Watch 2」を発表した。すでに予約受付を開始しており、直販のほか、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクからも発売。直販での価格は、Wi-Fiモデルが5万1,800円、4G LTEモデルが5万9,800円。

 前世代からの大きな強化点の1つとして、前世代では画面常時オンでは駆動時間が24時間に満たないことが多かったが、新製品は常時オンでも24時間駆動するようになったという。また、30分の充電で50%まで充電できる。

 一方で、クアッドコアCPUを搭載し、表示や反応速度が向上したほか、初代より25倍多いLEDを備えた新型のマルチパス心拍センサーを搭載。改良されたAI心拍数アルゴリズムと相まって、心拍数の計測精度が最大4割向上した。

 また、継続的皮膚電気活動(cEDA)センサーを新たに搭載したことでストレスも計測でき、皮膚温センサーの搭載により、睡眠障害や風邪の発症などを検知できるようになった。

センサー部

 Pixelスマホに搭載されている予防安全機能も搭載され、たとえば安全確認アプリを開いて、登山前に目的地に到着する予定時刻を入れておくと、その設定時間が経過しても確認が取れない場合は、緊急連絡先に通知が行き、Googleマップで現在地が共有される。

 本体サイズは41×12.3mm、重量は31g。メモリは2GB、ストレージは32GB、ディスプレイは320ppiのAMOLED、OSはWear OS 4.0。NFCとFeliCaに対応し、従来モデル同様、Suica、ID、QUICPayが利用可能。バンド接続部の仕様は初代と共通で、既存のバンドが使える。