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Qualcomm、スマートウォッチ向けにRISC-VベースのSnapdragon WearをGoogleと共同開発

 米Qualcomm Technologiesは17日(現地時間)、スマートウォッチOS「Wear OS by Google」の次世代に向け、RISC-Vベースの「Snapdragon Wear」プラットフォームを開発すると発表した。Googleとの協力で開発し、商用製品の発表も予定する。

 RISC-Vは、カリフォルニア大学バークレー校が開発したオープンソースライセンスのアーキテクチャ。オープンソースゆえのコストの低さなどが特徴だ。Qualcommは「RISC-V のオープン性、柔軟性、拡張性は、シリコン ベンダーから OEM、エンド デバイス、消費者にいたるバリューチェーン全体に利益をもたらす」とコメントしている。

 QualcommはRISC-Vベースのウェアラブルソリューションを米国を含む世界的に商用化する計画と言い、商用製品の発売時期も後日発表するとしている。