ニュース

Xiaomi、約6.7型フラグシップスマホ「Xiaomi 13T」シリーズを国内にも投入

 Xiaomiは、フラグシップスマートフォン「Xiaomi 13T Pro」および「Xiaomi 13T」の国内投入を発表した。発売時期は12月上旬以降を予定しており、価格は現時点で未定。

 どちらもMediaTek製SoCを採用しており、上位モデルのXiaomi 13T ProではDimensity 9200+、下位モデルのXiaomi 13TではDimensity 8200-Ultraをそれぞれ搭載。高い処理性能を実現しつつ、消費電力も抑えたとしている。冷却面では、5,000平方mmの大型ベイパーチャンバーなども内蔵する。

MediaTek製SoCを採用

 カメラは共通で、背面には約5,000万画素メイン+約5,000万画素2倍望遠+約1,200万画素超広角の3眼構成、前面には約2,000万画素をそれぞれ採用。メインカメラについては1/1.28型のソニー製IMX707センサーを採用し、光学手ぶれ補正機能も備えている。

 色彩の変化や物体の動きを認識し細部を再現するXiaomi Imaging Engine、人物などをフォーカスして追尾するXiaomi Pro Focusといった独自機能も搭載。動画撮影についても、8K動画や10bitカラー記録、ウルトラナイトモードといった機能を備える。

背面には3眼のカメラを搭載
メインカメラには光学手ぶれ補正機能
独自のXiaomi Imaging Engineなども備える

 ディスプレイは約6.7型1,220×2,712ドット表示対応AMOLEDを採用。最大リフレッシュレートは144Hz、ピーク時輝度は2,600cd/平方mとなった。Dolby VisionやHDR10もサポートしている。

 筐体はIP68準拠の防水防塵設計で、大容量5,000mAhのバッテリも内蔵。上位モデルでは120W、下位モデルでは67Wでの急速充電が可能で、前者は19分で100%まで、後者は15分で50%まで充電できる。また、国内向けモデルの専用仕様として、FeliCa/おサイフケータイにも対応している。

約6.7型1,220×2,712ドットAMOLEDを備える
144Hz表示などにも対応
120Wまたは67Wの急速充電もサポート
IP68準拠の防水防塵性能やおサイフケータイも搭載

 主な仕様はXiaomi 13T Proの場合、Dimensity 9200+、12GBメモリ、256GBストレージ、約6.7型1,220×2,712ドットAMOLED、Android 13などを搭載。こちらはソフトバンクのほか、オープンマーケットでも取り扱う予定。

 無線機能はWi-Fi 6E、Bluetooth 5.4、NFC(おサイフケータイ対応)など。SIMはNano SIM+eSIMとなる。

 本体カラーはブラック、メドウグリーン、アルパインブルーの3種類。カラーによって背面仕上げが異なり、ブラックとメドウグリーンはガラス、アルパインブルーはヴィーガンレザーを採用している。サイズおよび重量は、ブラックとメドウグリーンが約76×8.5×162mmおよび約206g、アルパインブルーが約76×8.6×162mmおよび約200g。

 Xiaomi 13Tの場合、Dimensity 8200-Ultra、8GBメモリ、256GBストレージ、約6.7型1,220×2,712ドットAMOLED、Android 13などを搭載。こちらはau、UQ mobileでの取り扱いとなる予定。

 無線機能はWi-Fi 6、Bluetooth 5.4、NFC(おサイフケータイ対応)など。SIMはNano SIM+eSIMとなる。

 本体カラーは同じくブラック、メドウグリーン、アルパインブルーの3種類で、背面仕上げも同様。本体サイズおよび重量は共通で、約76×8.7×162mmおよび重量は約197g。

Xiaomi 13T Pro
ヴィーガンレザーを背面に使用したアルパインブルー
天面
底面
左側面
右側面
カメラ部
カメラユニットは大きく出っ張っている
ブラックとメドウグリーンの背面は光沢感のあるガラス
こちらはXiaomi 13T。筐体は同一のようで、外観からは区別できなかった